Orient by Two Axes

Orient two axesの方法では、3本の軸のうちの1本の方向を正確に指定し、残りの2本のいずれかの方向を大まかに定義します。MotionViewは、外積を用いて3番目の軸の方向を計算し、別の外積を用いて2番目の軸の正しい方向を計算します。

  1. orientation methodドロップダウンメニューでOrient two axesを選択します。
  2. axesドロップダウンメニューから、方向を指定する軸を選択します。
  3. コレクターのコンボボックスを使用して、その軸のアライメント方法を指定します。


    図 1.

    PointまたはVectorを選択した場合、コレクターを使用して、軸の方向を揃える基準とするポイントまたはベクトルを選択します。ポイントまたはベクトル成分は、ポイントまたはベクトルラベルの下に表示されます。座標値はロックで保護されており、ロックが緑色の場合には、修正が可能です。

    pointについては、軸は、原点から指定のポイントに至るライン上に位置します。vectorを選択した場合、軸は、選択したベクトルと平行に位置します。

    DxDyDzを選択した場合は、全体座標系の軸のdx、dy、dzの各成分をテキストボックスに入力します。また、任意のテキストボックスに数式を入力してdx、dyまたはdzを定義することも可能です。

  4. 残りの2本の軸のいずれかの方向を大まかに指定するには、planesドロップダウンメニューで、いずれかの平面を選択します。
  5. コレクターのコンボボックスを使用して、2番目の軸の方向に一致する2番目のポイントまたはベクトルを選択します。
    2つ目の軸は、2番目のポイントまたはベクトルと可能な限り近くに揃うよう、構築されます。3つ目の軸は、外積を使って計算されます。
ヒント: 座標系の方向余弦のマトリックスを表示するには[DC]をクリックします。詳細については、方向余弦トピックをご参照ください。