Lineレーキとストリームラインの作成

  1. 以下のいずれかを行います:
    • Createツールから、Create > CFDを選択します。次に、Streamlinesパネルから Addをクリックします。
    • Resultsブラウザ内で右クリックし、コンテキストメニューからCreate > Streamlineの順に選択します。
    新しいレーキがパネルリストに追加されます。自動的にラベル付けされる新たに追加されたレーキは、リストの一番下に追加されます。
    ヒント: 右クリックコンテキストメニューを用いてレーキの名称を変更することが可能です。
  2. Streamlinesパネルで、Rake typeドロップダウンメニューからLineを選択します。
    Lineレーキは2つの端点により定義されます。
  3. レーキの端点を定義します。
    • モデリングウィンドウで、モデルから2つを直接ピックします。
    • 節点 / ベクトル入力コレクターN1N2をクリックし、By IDを選択し、節点を選択します。
    HyperViewは自動的に、定義時の節点のX、Y、Z位置(座標)を入力します。

    これらの座標を確認または変更するには、拡張ボタンをクリックしてReference pointダイアログを開きます。

    ヒント: また、レーキを定義するエンドポイントの座標値が分かっている場合は、XYZテキストボックスにその座標値を入力します。
    重要: レーキの少なくとも一部分(少なくともレーキのヘッダーの1つ)が流れ場内にあることが重要です。したがって、節点を選択した後、レーキが境界層ではなく‘メインストリーム’内にあることを確実にするために、ポイントの座標値に小さなオフセットを与えて修正することが強く推奨されます。これによって、確実にフルストリームラインが作成されます。

    また、グラフィカルマニピュレータを使ってレーキの位置を修正し、‘メインストリーム’内にあること、要求されたストリームラインがすべて生成されることを確実にできます。

  4. Integration modeドロップダウンメニューから、レーキについての積分モード(Downstream、UpstreamまたはBoth)を選択します。
    オプション 説明
    Downstream 積分は速度場の方向に従って行われます。
    Upstream 積分はアップストリーム、または速度場とは逆の方向に従って行われます。
    Both 積分はダウンストリーム、アップストリームの両方で行われます。
  5. Number of seedsテキストボックスに、希望するシードの数を入力します。
  6. Streamlinesタブで、Sourceドロップダウンメニューから、ストリームラインの作成に使用されるベクトル場(通常、速度場)を選択します。
    注: Advancedをクリックしてダイアログを開き、そこで、ストリームラインがどのように生成されるかを制御するパラメータの数を変更することも可能です。
    また、Tracersタブを使って、ストリームラインとそれに従って移動する粒子をアニメーション表示することが可能です:
    1. Tracersタブをクリックします。
    2. トレーサーのデザイン、カラーオプション、注入モードについて、使用するオプションを入力します。
    3. Createボタンをクリックし、アニメーションを開始します。
  7. Display optionsでオプションを入力 / 選択します。
    オプション 説明
    Auto-generate このチェックボックスをアクティブにすると、マウスボタンを放すと同時にストリームラインを自動的に生成します(レーキが少なくとも一部は流体ドメイン内に留まり、レーキの変更以前にストリームラインが存在していた場合)。

    レーキの変更以前にストリームラインがコンター表示されていた場合、コンターも自動的に再生成されます。

    Draw as tube ストリームラインをラインではなくチューブとして描く場合は、このオプションをアクティブにします。

    このオプションがアクティブである場合、(同じストリームラインサイズとしては)直径がより大きいストリームラインとなります。

    Streamline size

    または

    Seed marker size

    ストリームラインの厚みの相対スケールを入力します。値は正の整数でなければなりません。

    または

    ストリームライン生成の開始ポイントとして使用されるシード節点のサイズを入力します。

    Color by ストリームラインを見分けるために、Number of colorsテキストボックスで指定された数を使用するには、ドロップダウンメニューからSeedを選択します。
    注: モデルにコンターが適用されている場合、このオプションは使用できません。HyperViewは、節点結果のみについてのストリームラインコンターをサポートします(要素結果は現時点ではサポートされていません)。
    ヒント: コンターを削除するには、Color byをアクティブにし、Contourパネルに進んでClear Contourをクリックします。
    Number of colors Color byドロップダウンメニューがSeedに設定されている場合に使用する色の数(1-14)を入力します。
  8. Create Streamlinesボタンをクリックし、ストリームラインを作成、可視化します。
  9. オプション: グラフィカルマニピュレータを使って、レーキの回転、平行移動またはスケールの修正を行います。