Seatbeltブラウザのエンティティと属性

メッシングされたファブリックコンポーネントとソルバー関連のシートベルトフィーチャーを使用して、完全なシートベルトシステムを作成します。

Entities

シートベルトシステム()は、Seatbeltブラウザ内の階層のルートです。これは次のエンティティで構成されています:
シートベルトセグメント(
コントロールポイントのリストとメッシュリアライゼーションタイプからなるベルト経路によって、シートベルトシステムの一部を定義します。このエンティティには、ベルト要素が集められるコンポーネントに関する情報も含まれています。シートベルトセグメントのコンテキストメニューには、ベルト経路をインタラクティブに変更したり、ベルトセグメント上にソルバー断面を作成するオプションが用意されています。
コントロールポイント(
シートベルトセグメント経路を定義する選択済みの節点位置を定義します。最初と最後のコントロールポイントによって、ソルバーエンティティ(スリップリング、プリテンショナー、リトラクター、構造への剛体アタッチメントなど)を作成できます。

各エンティティには、コンテキストメニューからアクセス可能な、独自の表示 / 非表示 / レビューモードおよび相互参照があります。

Entity attributes

以下の属性は、エンティティエディターで設定または変更できます:
Wrap Around
シートベルトが巻き付けられるコンポーネントを選択します。この情報は、シートベルトセグメントのメッシングを開始するために必要です。
Create Contact
生成されたシートベルトと選択されたラップアラウンドコンポーネントの間のソルバー接触が、HyperMeshによって自動的に作成されます。デフォルトはOFFです。
Link Dummy Mechanism
ダミーまたはシートメカニズムの動作時のシートベルトの自動更新をアクティブにします。デフォルトはOFFです。
Unit System
2つの主要な単位系である(kg、mm、ms)と(Mg、mm、s)のいずれかを選択します。これによって、ソルバーカードに割り当てられるデフォルト値が調整されます。シートベルトツールによって生成されるソルバーカードは、単位に依存します。
Belt Width
生成されるシートベルトの幅を設定します。ベルトメッシュの生成後に値を変更すると、ベルトの幅とメッシュが自動的に更新されます。
Offset
生成されるベルトメッシュのラップアラウンドコンポーネントに対するオフセットを定義します。
Belt Thickness
ソルバー2D要素プロパティに割り当てられる厚みを定義します。
2D Element Size
2Dメッシュの生成に使用される2Dメッシュサイズを定義します。
Point Prefix
シートベルトシステム内で定義されるコントロールポイントの名前付けに使用されるプリフィックスを定義します。
Place SHELL Elements In
シェル要素が集められるコンポーネントを選択します。Unspecifiedを選択した場合、デフォルトの材料およびプロパティカードで新しいコンポーネントが自動的に作成されます。