ソルバーシートベルトフィーチャー

コントロールポイントを使用して、ソルバーシートベルトフィーチャーを作成します。

シートベルトメッシュがリアライズされると、コントロールポイントがブラウザ内で定義されます。コントロールポイントのコンテキストメニューでは、さまざまなシートベルトフィーチャーを選択して、自動作成を実行できます。

  1. LS-DYNAソルバーを使用している場合は、次の手順を実行します:
    1. Seatbeltブラウザで、適切なシートベルトシステムの下の最初または最後のコントロールポイントを右クリックして、コンテキストメニューを表示します。
    2. Retractorを選択し、*ELEMENT_SEATBELT_RETRACTORと、*CONSTRAINED_NODAL_RIGID_BODYまたは*CONSTRAINED_EXTRA_NODESを介した構造コンポーネントへのアタッチメントを作成します。
    3. Retractor + Pre-Tensionerを選択し、*ELEMENT_SEATBELT_RETRACTORおよび*ELEMENT_SEATBELT_PRETENSIONERと、*CONSTRAINED_NODAL_RIGID_BODYまたは*CONSTRAINED_EXTRA_NODESを介した構造コンポーネントへのアタッチメントを作成します。
    4. Constrained Extra Nodeを選択し、*CONSTRAINED_EXTRA_NODESを介したシートベルトと剛体構造コンポーネントの間のアタッチメントを作成します。
    5. Constrained Nodal Rigid Bodyを選択し、*CONSTRAINED_NODAL_RIGID_BODYを介したシートベルトと弾性体構造コンポーネントの間のアタッチメントを作成します。
    6. 2つのシートベルトエンティティに共通のコントロールポイントを選択し、右クリックしてCreate > Slipring 1D or Slipring 2Dの順に選択します。
      スリップリングを使用すると、*ELEMENT_SEATBELT_SLIPRINGおよび、*CONSTRAINED_NODAL_RIGID_BODYまたは*CONSTRAINED_EXTRA_NODESを介した構造コンポーネントへのアタッチメントを作成できます。


      図 1. スリップリング1Dとスリップリング2D
  2. Radiossソルバーを使用している場合は、次の手順を実行します:
    1. Seatbeltブラウザで、適切なシートベルトシステムの下の最初または最後のコントロールポイントを右クリックして、コンテキストメニューを表示します。
    2. Anchor PreTensionerを選択し、プリテンション効果をモデル化するためのSPRINGを作成します。
    3. Retractor + PreTensionerを選択し、リトラクター効果とプリテンショナー効果をモデル化するための2つのSPRINGを作成します。
    4. Retractor + PreTensioner + LL (LOAD LIMITER)を選択し、リトラクター効果、プリテンション効果、ロードリミッター効果をモデル化するための3つのSPRINGを作成します。
    5. 2つのシートベルトエンティティに共通のコントロールポイントを選択し、右クリックしてCreate > Pulleyの順に選択します。
      このオプションでは、PULLEYタイプのSPRINGを作成できます。