シートベルトシステム

Seatbeltブラウザを使用して、完全なシートベルトシステムを作成します。

制約事項: LS-DYNARadiossPAM-CRASHのソルバーでのみ使用できます。

Seatbeltブラウザには2つのペインがあります:上のペインはシートベルトシステムの構造で、下のペインはエンティティエディターです。

  1. 安全解析リボンから、シートベルトツールをクリックします。


    図 1.
    Seatbeltブラウザが開きます。
  2. 列を右クリックし、適切な属性を選択または選択解除することで、Seatbeltブラウザの列を必要に応じて追加または削除します。
  3. 各列の適切な見出しをクリックすることで、ブラウザ内のエントリをソートできます。数字または英数字の欄は、クリックすることで、降順と昇順を切り替えて並べ替えることができます。
  4. シートベルトシステムを作成します:
    1. Seatbeltブラウザペインで、空白領域を右クリックして、Create > SeatbeltSystemの順に選択します。
      シートベルトシステムが作成され、ブラウザに表示されます。
    2. エンティティエディターで値を設定または変更することで、必要に応じてシートベルトシステムエンティティを編集します。
      シートベルトのエンティティと属性の詳細については、“Seatbeltブラウザのエンティティと属性”をご参照ください。
  5. シートベルトシステムを更新するには、適切なSeatbeltSystemエンティティを右クリックして、コンテキストメニューからUpdateを選択します。
    更新することで、オンデマンドで変更を加えることができます。例えば、ダミーとシートの位置が変更されたときなどです(シートベルトシステムのエンティティエディターでLink Dummy MechanismオプションがOFFになっている場合)。
  6. 適切なSeatbeltSystemエンティティを右クリックして、コンテキストメニューからPenetration Checkを選択することで、システムに対して貫通チェックを実行します。
    シートベルトメッシュが生成され、Create Contactオプションがアクティブになった後に、貫通チェックを行うことで、生成された接触で貫通が生じていないかを直接確認できます。