Nastran結果でのContourパネル、Tensor Plotパネル、およびVector Plotパネルの使用

HyperViewのContourパネル、Tensor Plotパネル、およびVector Plotパネルのオプションは、NastranソルバーとOptiStructソルバーに基づいています。

Nastranに固有のオプションはEntity with Layersのみです。このオプションでは、ドロップダウンリストでZ1とZ2を選択できます。Nastranで定義されているように、Z2は上側シェルレイヤーに対応しています。Nastranで定義されているように、Z1は下側シェルレイヤーに対応しています。

HyperViewでは、レイヤーに基づいてコンター表示結果を実現しています。Entity with Layersドロップダウンメニューでは、以下の各レイヤーを選択できます。
  • Extreme
  • Max
  • Min
  • Z1 (stress)
  • Z2 (stress)
  • Z1/Z0 (strain)
  • Curvature (strain)

関連する最小値と最大値がレイヤーごとに計算されます。以下の例をご参照ください。

以下の結果が得られているとします。
Element 1 Z2 = -20, Z1 = 10
Element 2 Z2 = -5, Z1 = 30

各レイヤーは次のように定義されています。

Z2レイヤー:
Max = -5, Min = -20
Z1レイヤー:
Max = 30, Min = 10
Minレイヤー:
Max = -5, Min = -20
Maxレイヤー:
Max = 30, Min = 10
Extremeレイヤー:
Max = 30, Min = -20

すべてのオプションの説明については、HyperViewのオンラインヘルプで、Contourパネル、Tensor Plotパネル、およびVector Plotパネルの説明をご参照ください。