シェイプの変換

シェイプを節点摂動、ハンドル摂動、mvolシェイプ、荷重、温度、圧力、または変位に変換します。

  1. モーフィングリボンで形状ツールをクリックします。


    図 1.
    Edit Shapesダイアログが開きます。
  2. シェイプを右クリックし、Convertを選択します。
    Convert Optionsダイアログが開きます。
  3. Convert shapesドロップダウンメニューからオプションを選択します。
    変換オプション 動作
    to node perturbations 選択されたシェイプを純粋な節点摂動に変換します。節点摂動に変換されたシェイプは、ドメインおよびハンドルへの変更によって影響は受けませんが、メモリ使用量は多くなります。
    to handle perturbations 選択されたシェイプを可能な場合はハンドル摂動に変換します。シェイプを純粋なハンドル摂動として捕捉できない場合はハンドル摂動と節点摂動を組み合わせて変換します。ハンドル摂動に変換されたシェイプは、ドメインおよびハンドルへの変更によって影響は受けることがありますが、メモリ使用量は少なく済みます。
    to mvol shape 節点またはモーフボリュームに接続されているハンドルに摂動を与えるシェイプをモーフボリューム上のハンドルのためのハンドル摂動のみを持つシェイプに変換します。他の摂動はすべて非アクティブになります。適用されたシェイプは、影響を受けるモーフボリュームに登録されているすべての節点をモーフィングします。to handle perturbationsと異なり、このオプションは有効な拘束などによる節点の摂動を保持せず、純粋なハンドル摂動によるシェイプに戻してそれを別の有効な拘束セットに再適用する場合に活用できます。
    to forces 選択された各シェイプについて新しい荷重コレクターを作成し、各シェイプの各節点におけるXYZ摂動は、各荷重コレクターの各節点における荷重ベクトルのXYZ値に変換されます。元の形状は保持され、荷重への変換前に節点移動に変換する必要はありません。
    to temperatures 選択された各シェイプについて新しい荷重コレクターを作成し、各シェイプの各節点における摂動の大きさは、各荷重コレクターの各節点における温度値に変換されます。節点摂動を任意の軸に沿い、節点が正または負の方向にのみ摂動することを確実にすることにより、正および負の温度を保持することができます。元の形状は保持され、温度への変換前に節点摂動に変換する必要はありません。
    to pressures 選択された各シェイプについて新しい荷重コレクターを作成し、各シェイプの各節点におけるXYZ摂動は、各荷重コレクターの各要素における圧力ベクトルのXYZ値に変換されます。
    注: この変換では、節点数による平均圧力を要素数による平均圧力とする必要があるので、一部の情報が失われる場合があります。
    この変換方法には2つのオプションがあります。
    normal to elems
    節点摂動の方向に関係なく、圧力の方向を要素の法線方向に揃えます。選択されていない場合、節点摂動方向に沿って圧力が作成されます。
    apply to partially affected elems
    摂動が適用された節点に接触しているすべての要素に、減圧した圧力を適用します。選択されていない場合は、移動の発生するすべての節点位置の要素のみに圧力が作成されます。元のシェイプは保持され、圧力への変換前に節点摂動に変換する必要はありません。
    to displacements 選択された各シェイプについて新しい荷重コレクターを作成し、各シェイプの各節点におけるXYZ摂動は、各荷重コレクターの各節点における変位のXYZ値に変換されます。

    この変換方法には、fix directions with zero perturbationsオプションがあり、これが選択されると、1つまたは2つの成分において変位が0の場合においても並進成分3方向のすべてに強制変位が作成されます、選択されていない場合、摂動がゼロの平行移動に関しては、強制変位は作成されません。

    元のシェイプは保持され、変位への変換前に節点摂動に変換する必要はありません。

  4. OKをクリックします。