Kinematic Drape

Kinematic Drapeは、複雑な形状の複合材パートの製造可能性を予測し、構造シミュレーション用に材料方向を揃える方法を提供します。ドレーピングシミュレーションでは、プライを工具や金型に配置したときにプライの方向がどのように変化するかを予測します。

HyperMeshで、ドレーピングするプライごとに、デフォルトのプライの方向に空間的に修正を適用します。ドレーピングするプライごとにテーブルエンティティを生成し、プライに割り当てます。このテーブルには、ドレーピングによってプライの方向に適用した修正を記述します。

プライの形状は要素に関連付ける必要があります。モデルがサーフェスまたはラインに基づいている場合は、ドレーピングの前にプライをリアライズする必要があります。

Kinematic Drapeツールを開くには、CompositeブラウザPliesを右クリックし、コンテキストメニューDrapeをポイントしてKinematic Drapeを選択します。

注: Kinematic Drapeは、OptiStructRadiossNastranAbaqusANSYS、とLS-DYNAのユーザープロファイルで利用できます。