コンポーネントライブラリの規則

コンポーネントでは、アンテナ固有の変数、設定、単位の定義でひと揃いの命名規則が使用されています。

変数

アンテナ固有の変数はすべて、その名前の先頭にアンテナ名(Dipole1など)が記述されています。新しいアンテナを追加したときにそのいずれかの変数名が一意ではない場合、増分する数字がアンテナ名に付加されます(たとえば、Dipole1Dipole2)。

区切り文字としてアンダースコア(“_”)が使用されます。

Note: モデルに追加済みのアンテナで中心周波数を変更するには、antenna_f_ctr変数(たとえばDipole1_f_ctr)を変更します。

設定

アンテナ固有の設定はすべて、その名前の先頭にアンテナ名(Dipole1など)が記述されています。
  • 単一周波数(中心周波数)で指定した設定の名前には接尾辞_f_ctrが使用されます(たとえばDipole1_f_ctr)。
  • 周波数範囲で指定した設定の名前には接尾辞_f_rangeが使用されます(たとえばDipole1_f_range)。FDTDの場合は、離散的な周波数による設定が追加されます。

単位

新しいモデルにコンポーネントを作成すると、中心周波数が1GHzを上回る場合、そのモデルの単位はミリメートルに設定されます。