理想の非放射型伝送ラインを定義します。ネットワーク概略図ビューで、伝送ラインをポート、他の伝送ライン、または一般ネットワークに接続します。
-
Source/LoadタブのLoads/Networksグループで、 TX Lineアイコンをクリックします。
-
Definition methodsで、次のいずれかを指定します:
- Z0, length, attenuation
- Z0, length, attenuation, VOP
- Z0, length, medium
-
次のいずれかを使用して、伝送ラインの長さを指定します:
- 伝送ラインの始点から終点までの距離を自動的に決定するには、Determine length from
positionを選択します。
- 伝送ラインの長さを指定するには、Transmission
line length欄に長さを入力します。
-
Real part of Z0 (Ohm)欄で実数値を指定します。
-
Imaginary part of Z0 (Ohm)欄で虚数値を指定します。
-
2の選択に応じて、次のいずれかを指定します。
-
- Attenuation (dB/m)
- 伝送ラインの損失(dB/m単位)。
Note: 伝搬定数は、開始および終了ポートが配置されている媒質の伝搬定数と見なされます。この結果、指定した減衰はこの媒質の損失に追加されます。
- Velocity of propagation
- 光速を基準とした伝送ラインの伝搬速度。
- Medium
- 伝送ラインの背景媒質として使用される媒質。
正のポート電圧の向きは接続されたセグメントの方向(セグメントの始点から終点へ)です。この結果、伝送ラインの入力ポートと出力ポートは固有の向きになります。
-
(オプション)Cross input and output portsチェックボックスを選択して、入力ポートと出力ポートを交差させます。
-
Label欄に、この伝送ラインの固有のラベルを追加します。
-
Createボタンをクリックして伝送ラインを作成し、ダイアログを閉じます。
- モデルツリー(Configurationタブ)の Non-radiating
networksに、伝送ラインの定義が表示されます。
- 伝送ラインがネットワーク概略図ビューに追加され、ここで伝送ラインをポート、他の伝送ライン、または一般ネットワークに接続できます。