DataSetの構造：給電源

Table 1. 給電源に必要なプロパティ。
プロパティ名	プロパティタイプ	説明
Frequency	Axes	すべての給電源で、有効な周波数軸が必要です（Hz）。
Current	Quantities	電流は、アンペア単位による複素数値です（A）。
Admittance	Quantities	インピーダンスの逆数。ジーメンスの単位による複素数値です（S）。
Power	Quantities	エネルギーの消費速度。電流と電圧の積に等しく、ワット単位の複素数値で表します（W）。
Type	Quantities	DataSetで表現する給電源のタイプがわかるような値を指定する必要があります。この値が0の場合は電圧源を表し、1の場合は電流源を表します。
Impedance	Quantities	電流の流れに対する抵抗であり、電圧を電流で除算して得られます。Ωの単位による複素数値です（ $Ω$ ）。
MismatchLoss	Quantities	反射して他のポートに向かう電力や他のポートに伝搬する電力の比率。システムに進入してこない電力などが該当します。これは、単位のないスカラー値です。
Voltage	Quantities	ポート上の電位差。ボルトの単位による複素数値です（V）。