演算センサー
説明
演算センサーは、空間サポートで計算される空間量*に、数学演算子(平均、最小など)を適用します。
演算子
各シナリオステップで、選択した量およびサポートに適用される以下の演算子の計算が行われます:
- 平均
- 最大
- 合計
- 最小
- 積分: 演算センサーによって行われる積分計算は、積分センサーと同じです。
- 分散: 分散では、ユーザーが指定した最小値と最大値の間の量の値を持つメッシュ要素の割合が示されます。
演算センサー
演算センサーによる計算を行うには、以下を定義する必要があります:
- 演算子
- サポート
- 空間式:この式は、空間量を扱う式です。スカラー式またはベクトル式にできます。
- 計算方法
サポートについて
演算センサーによる計算において、Fluxはサポートがどの物理領域に属するかを特定する必要があります。そのため、形状エンティティ(ライン、フェイス、ボリューム)には、物理領域を関連付ける必要があります。
計算方法について
この計算方法では、計算を正確に実行する場所を定義できます。
ユーザーは次のいずれかの方法を選択できます:
- メッシュ節点
- 要素のガウス点
自動: この場合、最小、最大、平均、および合計は、メッシュ節点で計算されます。積分と分散の演算子は、要素のガウス点で計算されます。
演算とIB
ドメイン全体で計算するには:
無限ボックスが存在する場合、その計算は考慮されず、有限ドメインでのみ量が計算されます。
保存場所
演算は、Postprocessing*レパートリーのルートの下のエンティティタイプResult of calculationにある汎用データのツリーのエンティティ形状の下に格納されています。
*演算子の計算を«間接的に»実行する場合は、関連するセンサーを評価し、その結果がResultに格納されるように作成される必要があります。