OS-E:0890 オイルパンのトポロジー最適化での最大ビード幅制約

最大ビード幅制約は、トポグラフィー最適化中の大型ビードの形成を回避するために課せられます。

オイルパンは、1次四角形要素および三角形要素でモデル化されています。


図 1. 荷重ケースと荷重ステップを含んだFEモデル

モデルファイル

必要なモデルファイルのダウンロードについては、モデルファイルへのアクセスを参照してください。

この例で使用されているモデルファイルには以下のものが含まれます:

71_Oilpan_Max_bead_width.fem

モデル概要

オイルパンはボルト位置においてすべての方向で制約されており、ノーマルモード解析が実行されます。最適化で最大ビード幅をコントロールするために、設計変数(DTPG)カード内で更新されたMAXWでトポロジー最適化を行います。
目的関数
1次ノーマルモードの振動数を最大化
制約条件
0.5から0.8の範囲内でbeadfrac応答を保持
設計変数
トポグラフィー

結果



図 2. 最大ビード幅コントロールなしでの形状変化


図 3. 最大ビード幅コントロールありでの形状変化