/LOAD/PFLUID
ブロックフォーマットのキーワード このエントリは構造上で流体力学的流体圧力をシミュレートするシンプルな方法を提供します。流体圧力は指定された流体速度、流体速度に対する構造サーフェスの方向、構造サーフェス上の流体カラムの高さに基づいて計算されます。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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/LOAD/PFLUID/load_ID/unit_ID | |||||||||
load_title | |||||||||
surf_ID | sens_ID | ||||||||
fct_hsp | Ascalex_hsp | Fscaley_hsp | |||||||
Dir_hsp | frahsp_ID | ||||||||
fct_pc | Ascalex_pc | Fscaley_pc | |||||||
fct_vel | Ascalex_vel | Fscaley_vel | |||||||
Dir_vel | fravel_ID |
定義
フィールド | 内容 | SI 単位の例 |
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load_ID | 荷重ブロック識別子 (整数、最大10桁) |
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unit_ID | 単位識別子. (整数、最大10桁) |
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load_title | 荷重ブロックのタイトル (文字、最大100文字) |
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surf_ID | サーフェス識別子 (整数) |
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sens_ID | センサーの識別子 (整数) |
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fct_hsp | 構造サーフェス上の流体カラムの高さの関数としての静水圧 (整数) |
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Ascalex_hsp | fct_hspの横軸のスケールファクター デフォルト = 1.0(実数) |
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Fscaley_hsp | fct_hspの縦軸スケールファクター デフォルト = 1.0(実数) |
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Dir_hsp | 構造サーフェス上の水柱の垂直(重力)方向(入力は X、Y または Z) (テキスト) |
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frahsp_ID | 構造サーフェス上の水柱の垂直(重力)方向のフレーム識別子 (整数) |
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fct_pc | 時間の関数としての流体力学的抗力係数 4 (整数) |
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Ascalex_pc | fct_pcの横軸のスケールファクター デフォルト = 1.0(実数) |
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Fscaley_pc | fct_pcの縦軸スケールファクター デフォルト = 1.0(実数) |
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fct_vel | 時間の関数としての流体速度 (整数) |
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Ascalex_vel | fct_velの横軸のスケールファクター デフォルト = 1.0(実数) |
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Fscaley_vel | fct_velの縦軸スケールファクター デフォルト = 1.0(実数) |
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Dir_vel | 流体速度の方向(入力は X、Y または Z) (テキスト) |
|
fravel_ID | 流体速度の方向のフレーム識別子 (整数) |
例(風による影響)
#RADIOSS STARTER
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/UNIT/1
unit for load
# MUNIT LUNIT TUNIT
kg mm ms
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/LOAD/PFLUID/1/1
Wind effect
# surf_ID sens_ID
8 0
# fct_hsp Ascalex_hsp Fscaley_hsp
0 0 0
# Dir_hsp frahsp_ID
0
# fct_pc Ascalex_pc Fscaley_pc
2 0 2
# fct_vel Ascalex_vel Fscaley_vel
3 0 15
# Dir_vel fravel_ID
Y 0
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/FUNCT/2
Air density
# X Y
0 1.2E-9
1000 1.2E-9
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/FUNCT/3
Air velocity
# X Y
0 1
1000 1
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#ENDDATA
コメント
- 構造サーフェスの各要素に適用される流体圧力は次のように計算されます:
(1) ここで、- 流体密度
- 重力による加速度
- 構造サーフェス上の水柱の高さ
- 構造サーフェスの要素に垂直な相対流体速度
- 完全な構造サーフェスの抗力係数
- 構造サーフェス上の流体カラムの高さ( )の関数として流体圧力( )は、関数fct_hspを使用して設定されます。これが定義されない場合(=0の場合)、効果は評価されません(fct_hsp(altitude)=0)。
- 流体力学的圧力は、流体速度と要素の法線の相対的な方向に対して計算されます。
(2) ここで、- 指定された流体速度(fct_vel(t))定義されない場合(=0の場合)、流体速度の効果は評価されません( = 0)。
- 要素の速度
- 要素の法線
- fct_pcは、 の値を時間の関数として設定します。これが指定されない場合、流体速度の効果は評価されません。