Solid to SPHオプション(Sol2SPH)

Solid to SPHオプション(Sol2SPH)は、Langrangeの計算における時間ステップ / ロバスト性を向上させるため、大きな物理的変更は伴わずに、ソリッド要素を粒子に変えることを可能にします。

これは、ソリッドプロパティオプション/PROP/TYPE14(SOLID)および/PROP/TYPE6(SOL_ORTH)と互換であり、以下に制限されています:
  • Isolid = 1、2または24
  • Iframe = 1または2
  • 8節点ソリッド(縮退を含む/BRICK)および4節点4面体(TETRA4)。ただし、10節点四面体は除く。
入力は:
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/PROP/SOLID/3
Prop example
#   Isolid    Ismstr               Icpre  Itetra10     Inpts   Itetra4    Iframe                  dn
         1         2                   0         0         0         0         1                   0
#                q_a                 q_b                   h            LAMBDA_V                MU_V
                   0                   0                   0                   0                   0
#             dt_min   istrain      IHKT
                   0         0         0
#     Ndir  SPH_part
         1        10
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
SPH_part
SPHプロパティを定義するパート番号
Ndir
方向ごとに作成された粒子の数で、最大値は9
表 1. 8節点ソリッド


Ndir = 1: 1個の粒子が作成されます Ndir = 2: 8個の粒子が作成されます Ndir = 3: 27個の粒子が作成されます Ndir = 4: 64個の粒子が作成されます
粒子は立方ネットに従って作成されます。
表 2. 4節点テトラ
Ndir = 1:1個の粒子が作成されます Ndir = 2:4個の粒子が作成されます Ndir = 3:10個の粒子が作成されます Ndir = 4:22個の粒子が作成されます

ソリッド要素からSPH粒子への遷移は、接触またはソリッド削除によって開始できます。