本項では、イベントを実行したときにMotionViewとMotionSolveで実行されるアクションのシーケンスについて説明します。
MotionView
- 加速度である任意の入力信号を変位信号に変換し、その信号をCSVファイルとして、加速度データファイルと同じフォルダーに保存します。
- AutoTireシステムを非アクティブにします。
- ソルバー入力ファイルにモデルを書き込みます。このソルバー入力ファイルは、信号を自身に保存しているのではなく、入力信号ファイルを参照します。
MotionSolve
- 車両の縦方向の運動、横方向の運動、ヨー方向の運動、ステアリング入力、各ホイールの回転がロックされているときに、車両に対して静的シミュレーションを実行します。
- 入力信号ファイルのロックを解除します。
- 入力信号ファイルを読み取ります。
- 時間0.0から終了時間まで、Akimaの手法を使用して入力信号を補間しながら動的シミュレーションを実行します。
注: 選択した入力がForce/Momentで、‘Add Wheel Reaction Forces’オプションをチェックしている場合は、タイヤに対する反作用力が評価され、ホイールに適用されます。