ライン

ラインは、サーフェスまたはソリッドに属していない、空間内の線を表現します。ラインは、1次元形状エンティティです。

ラインの表示色は、属しているコンポーネントコレクターによって決まります。

ラインは、1つまたはそれ以上のラインタイプで構成されます。ラインにおける個々のラインタイプはセグメントと呼ばれます。各ラインセグメントの終点は次のラインセグメントの始点に接続されます。結合点は2つのラインセグメント間の共有ポイントです。複数ラインセグメントは、単独のラインエンティティとして扱われるので、ライン上で実行された操作はラインの各セグメントに影響を及ぼします。通常、HyperWorksは、形状を表現するのに適切なラインセグメントの数とタイプを自動的に選択し使用します。

HyperWorks内のすべてのラインは、以下の式で数学的に表現されます。
  • 直線
  • 楕円
  • NURBS

ラインは、サーフェスエッジとは異なり、特定の操作において扱いが異なります。

作成モードがFEジオメトリの場合、ラインはPLOTEL、1D要素として作成されます。自動インプリントでは、FEジオメトリ上の1D要素はサーフェスをリメッシュし、CADジオメトリ上の場合にはエッジをインプリントします。