ケーブルの解法

ケーブルハーネスの解析にはMulticonductor transmission line (MTL)法またはMethod of moments (MoM), only for shielded cables法を使用します。

多導体伝送ライン(MTL

  • MoMまたはMLFMMと掛け合わせた多導体伝送ライン理論を使用してモデルを解析します。
  • ケーブル経路から導電性表面までの距離は、 λ 10 以内であることが理想的ですが、最大で λ 5 までの距離は許容されています。代わりに、ケーブルの基準方向をケーブル経路上に設定できます。
  • ケーブルとMoM形状の間は接続できません。

モーメント法(MoM)(シールドケーブル専用)

  • MoMMTLを組み合わせたソルバーを使用してモデルを解析します。
  • 任意のケーブル経路が可能で、MTLの高さ制限は適用されません。
  • ケーブルは遮蔽されている必要があります。
  • ケーブルとMoM形状の間の接続が可能です。