ロフト

2つの曲線、2つのサーフェス、または1つのエッジと1つのサーフェスを結合することで、1つの滑らかなサーフェスを作成します。または、2つのサーフェスを結合することで1つのソリッド形状を作成します。

エッジ / フェイスを含む任意の形状パートをロフト処理します。ソリッド領域や閉じた領域をロフト処理することはできません。


Figure 1. パート内のエッジのロフト処理。
サーフェスのボディの場合、ボディには、自身では閉じない単一の境界が含まれる必要があり、複数のフェイスに接続するエッジは存在しません。


Figure 2. 2つの楕円のロフト処理によって作成されたソリッド(左側)と、2つの楕円弧のロフト処理によって作成された円筒サーフェス(右側)。

曲線ボディ(フェイスのないボディ)の場合、ボディは連続している必要があります。開いているプロファイル(円弧)と閉じているプロファイル(円)のどちらもロフト処理できますが、これらのプロファイルを単一のロフトで一緒に使用することはできません。たとえば、2つのラインの間、2つの円(閉じている楕円弧)の間、1つのラインと1つの開いているポリラインの間、または1つの円と1つの閉じているポリラインの間で、有効なサーフェスロフトを作成できますが、1つのラインを1つの円や1つの閉じているポリラインに対してロフト処理することはできません。

楕円や長方形などのさまざまなサーフェスプリミティブをロフト断面プロファイルとして指定することで、ソリッドボディを作成できます。

2つのロフトプロファイルのエッジまたは頂点の数が等しい場合、ロフト操作を実行すると、それぞれのエッジペアが結合されます。ワイヤやエッジの数が異なる場合は、一方のプロファイルのいくつかの頂点が、他方のプロファイルの1つの頂点に対応付けられます。一方または両方のプロファイル上にポイントをインプリントすることで、整合を改善したり、ロフトの形状を調整することができます。


Figure 3. ラインとポリラインのロフト(左側)と、ロフトのプレビュー(右側)。

閉じているエッジまたはフェイスをロフト処理する際は、Alignment indexを使用して、ロフト内の2つのプロファイルの相対位置を変更することで、ねじれを加えたり、取り除くことができます。

選択されたエンティティが同じタイプである場合は、パート内のエッジ / ワイヤとフェイスに対してロフト操作を実行できます。ロフト操作時に、パート内のエンティティはコピーされます。
Note: コピーされたエンティティは、コピーした時点でのモデルのスナップショットです。結果として得られるロフトは、親オブジェクトと一切リンクされていないため、元の形状が変更された場合でも更新されません。