センサー: 概要

概要

過渡解析やパラメトリック解析のフレーム内で、解析ステップのアセンブリ(解析アセンブリ)全体での結果が利用されます。これを利用するには、目的の量を«測定»または / および«計算»できる«仮想センサー»を導入する必要があります。

使用

センサーは、以下の用途で使用できます:

  • ポイントの磁界、フェイスを貫く磁束などの局所量を測定します。
  • パート全体の力またはトルク、エネルギーなどの全体量を計算します。

説明

サポートおよび式に関連付けられたセンサー。

  • サポートは、ポイント、ライン、サーフェス、ボリューム、またはドメイン全体にすることができます。
  • 式は次のいずれかです:
    • 事前定義済みの式(energyforcecoupleなど)
    • 局所量、関数または演算子のアセンブリで構成されるユーザーの式

センサーを作成するタイミング

センサーは、プロジェクトの記述の際にいつでも作成できます。

作成されるセンサー 説明
解析前
  • センサーは解析プロセスで自動的に評価されます。
  • センサーはポスト処理で直接使用できます。
解析後
  • センサーは、後でセンサー評価コマンドにより評価されます。
  • センサーはポスト処理で使用できます。

使用可能な格納方法

結果は、後で、コマンドCreate a result with the current value of the sensorを使用して、センサーが評価される条件での現在のセンサーの値と共に格納することができます*。

センサーの結果は、Post processingレパートリーのルートの下のエンティティタイプResultにある汎用データのツリーにエンティティとして格納されます。

注: *センサーの現在の値による結果は、コマンドCurrent value of an I/O parameterによって同様に作成および格納できます。