メッシュジェネレーター： 概要
説明
メッシュジェネレーター（メッシュ化アルゴリズム）は、メッシュ（有限要素）への分割を実行するツールです。
メッシュジェネレーターでメッシュの形状を定義します。
メッシュジェネレーター
Fluxに付属するさまざまなメッシュジェネレーターを以下の2つの表に示し、それぞれの見出しで詳しく説明します。
| 汎用メッシュジェネレーター | 説明 |
|---|---|
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自動メッシュジェネレーター （AUTOMATIC） |
サーフェス上の三角形要素 ボリューム内部の四面体要素 |
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マップドメッシュジェネレーター （MAPPED） |
サーフェス上の矩形要素 ボリューム内部の六面体要素 |
|
非メッシュ （NO_MESH） |
メッシュ非適用 |
汎用メッシュジェネレーターは、Fluxプロジェクトで使用できるように事前に定義されているジェネレーターです。このジェネレーターの名前変更、改変、削除はできません。
| ユーザーメッシュジェネレーター | 説明 |
|---|---|
| 連結メッシュジェネレーター |
このメッシュジェネレーターは、伝搬によって取得した別のフェイス上の連結元フェイスからメッシュの“コピー”を作成します。 （連結元フェイスのメッシュと連結先フェイスのメッシュは同じです）。 |
| 押し出しメッシュジェネレーター |
このメッシュジェネレーターは、押し出し元フェイスからの押し出しで取得したボリュームの“層の中”にメッシュを生成します。 （押し出し元フェイスのフェイス要素が三角形要素であれば押し出し先のボリューム要素は角柱になり、四角形要素であれば六面体になります。） |
| 階層メッシュジェネレーター |
このメッシュジェネレーターを使用すると、押し出した要素（角柱、六面体）で階層内部のボリュームの境界をメッシュ化し、残りのボリューム内部のメッシュを粗くすることができます。 （このメッシュ化では、ボリュームの初期サーフェスメッシュを変更せずに使用することを基本としています）。 |
| 偏差を伴う自動メッシュジェネレーター |
このメッシュジェネレーターでは、変形したフェイスのメッシュを調整できます。 （変形したフェイスを構成するラインは、偏差基準に従って切断されます）。 |
ユーザーメッシュジェネレーターは、ユーザーが直接作成する場合と、形状構築の際に自動的に作成される場合があります（押し出し / 伝搬による構築のオプション）。
支援メッシュ
3Dでは、支援メッシュを介した全体調整のフレームワークの範囲内で次の処理が実行されます。
変形したフェイス上の偏差を考慮する自動タイプのメッシュジェネレーターAIDED_MESH GENERATORが作成され、すべての変形した自由なフェイスに割り当てられます。
用途
このプロセスには次の2つの段階があります：
- メッシュジェネレーターの作成
- フェイス / ボリュームへのメッシュジェネレーターの割り当て