I/Oパラメータ(入出力): 概要

概要

過渡解析やパラメトリック解析においては、解析される可変量を定義する必要があります。これらの可変量の定義は、Fluxの«I/O parameter (input/output)»と呼ばれるパラメータを使用して行われます。

使用

I/Oパラメータは、次の目的で使用できます:

  • モデル化されたデバイスの物理的な記述: 材料特性、および領域、非メッシュ化コイル、メカニカルアセンブリ、電気コンポーネントの各特性
  • 結果の利用:2Dカーブ、事前定義済みの計算、センサーなど

説明

I/O(入出力)パラメータは、変化が以下を使用して定義されるスタディの可変量です:

注: * パイロットI/Oパラメータは、解析プロセスの試行パラメータとして使用できるパラメータです。

I/Oパラメータの作成タイミング

I/Oパラメータは、プロジェクトの記述中、いつでも作成できます。

基準値

パイロットタイプおよびマルチフィジックスタイプのI/Oパラメータについては、ユーザーが基準値を定義する必要があります。

実際には次のとおりです:

  • パイロットタイプのI/Oパラメータは、変化がシナリオによって定義されるパラメータです。
  • マルチフィジックスタイプのI/Oパラメータは、変化がマルチフィジックス連成内へのインポートによって定義されるパラメータです。

I/Oパラメータがパイロットパラメータではない場合、またはマルチフィジックス連成が存在しない場合、I/Oパラメータは基準値と見なされます。