マルチポイントサポート: 概要
概要
マルチフィジックス連成シミュレーションでは、連成ソフトウェアアイテム間のデータ交換を可能にするサポートを定義する必要があります。Fluxでは、連成ソフトウェアアイテム間のデータ交換は、«multipoint support»という名前のサポートによって行われます。
使用
マルチポイントサポートを使用して、さまざまなソフトウェアアイテム間でデータ転送が行われます。
説明
マルチポイントサポートは、ソフトウェア間でデータ交換を行うためにFluxソフトウェアで使用されるポイントの集合です。
このポイントの集合には次のような性質があります:
- 2つの連成アプリケーションでメッシュが同じである場合は、単にメッシュ節点の集合によるデータ交換が行われます。
- 2つの連成問題でメッシュが異なる場合は、ポイントの集合によってデータ交換が行われます。1つ目のアプリケーションの各メッシュ節点に対して、2つ目のアプリケーションのメッシュ内の位置が関連付けられており、その逆も同様です。
マルチポイントサポートを作成するタイミング
マルチポイントサポートは、アプリケーション間でデータを転送するために使用されます。マルチポイントサポートは、マルチフィジックスプロジェクトの記述内の任意の時点での2つの連成アプリケーションの解析プロセスの前に作成されます。