CONN1

Connector ElementCONN1では、非構造的不連続性を持つNLFE要素を結合できます。

フォーマット

<CONN1
       id       = "integer"
       g1       = "integer"
       g2       = "integer"
       conn     = "string"      
      [graph    = "integer"]/>

属性

id
一意の識別番号。
g1
第1節点識別番号。
g2
第2節点識別番号、 g1 g2
conn
座標間の結合を表す最大12個の文字を含む文字列。4
graph
ポスト処理フラグ。このフラグは、この要素をアニメーションH3Dでどのように表示するかを制御するために使用します。graphのデフォルトは0です。6

この例は、CONN1要素の定義を示しています。

<CONN1 id="1000" g1="101" g2="17" conn="TTTFFFTTTFFF"/> 

コメント

  1. このタイプの要素は、非構造的不連続性を持つ要素間を結合するために使用します。タイプCONN1の各コネクター要素には、同じタイプの他のコネクター要素に対して一意の識別番号が割り当てられます。
  2. 節点1と2は一致する必要があります。そうでない場合は、CONN2またはCONN3を使用してください。
  3. 節点2には、全12個の一般化座標を関連付ける必要はありません。CONN1は、節点2座標に対する節点1座標の最大12個の運動学的関係を構築します。
    (1)
    r 1 = r 2 r x 1 = r x 2 r y 1 = r y 2 r z 1 = r z 2
  4. 属性conn内の文字‘T’は、シミュレーション中ずっとMotionSolveによって適用される特定の運動学的関係を示します。属性connには、最大12個の‘T’(True)または‘F’(False)の文字を含めることができます。例えば、conn="TTTFFFFFFFFF"の場合、MotionSolveによって、最初の3つの条件( r 1 = r 2 )は課されますが、残りの条件( r x 1 = r x 2 r y 1 = r y 2 r z 1 = r z 2 など)は課されません。
  5. 属性connのデフォルトは、"FFFFFFFFFFFF"です。また、conn="TTT"とconn="TTTFFFFFFFFF"は等価です。属性conn内の文字数が節点1と2のどちらかの一般化座標の数より多い場合、節点1または2の対応する座標のない文字は無視されます。
  6. graph属性は、このコネクター要素がアニメーションH3Dでどのように表示されるかを制御します。
    • graph ="0"は、CONN1要素がH3Dで表示されないことを意味します。
    • graph ="1"は、この要素で2つの節点をつなぐラインが表示されることを意味します。