ブロックフォーマットのキーワード この材料則は、拡張Drücker-Prager降伏基準に基づくもので、岩石-コンクリートのように内部摩擦を伴う材料のモデル化に使用されます。
降伏基準は圧力依存です。圧力を計算するには、状態方程式が与えられる必要があります(
/EOS/COMPACTIONなど)。この材料則はソリッド要素とのみ適合性があります。
重要: バージョン2022より、この材料則から状態方程式(EOS)パラメータが削除されました。EOSパラメータを含む旧フォーマットを用いたモデルは、関連する/EOS/COMPACTIONと共に更新された材料則へのインポート中に変換されます。
フォーマット
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/MAT/LAW10/mat_ID/unit_IDまたは/MAT/DPRAG1/mat_ID/unit_ID |
mat_title |
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E |
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A0 |
A1 |
A2 |
Amax |
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定義
フィールド |
内容 |
SI単位の例 |
mat_ID |
材料識別子 (整数、最大10桁)
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unit_ID |
単位識別子 (整数、最大10桁)
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mat_title |
材料のタイトル (文字、最大100文字)
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初期密度 (実数)
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E |
ヤング率 (実数)
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ポアソン比 (実数)
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A0 |
降伏基準係数 (実数)
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A1 |
降伏基準係数 (実数)
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A2 |
降伏基準係数 (実数)
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Amax |
降伏基準制限(フォンミーゼス制限) (実数)
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最小圧力 デフォルト = -1030(実数)
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例(コンクリート)
#RADIOSS STARTER
/UNIT/1
unit for mat
g cm mus
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#- 2. MATERIALS:
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/MAT/LAW10/1/1
Concrete
# RHO_I
2.4
# E Nu
.576 .25
# A0 A1 A2 Amax
9.72E-10 4.32E-5 .48 .013
# P_min
-1E-20
/EOS/COMPACTION/1/1
Concreate EOS
# C0 C1 C2 C3
0.0 0.256 0.256 1
# MUMIN MUMAX BUNL
0.0 0.44 0.115
# PSH RHO0
0 2.40
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#ENDDATA
コメント
- 元のDrücker-Prager降伏基準は、線形圧力依存を有します。
Radiossは、その圧力依存が非線形である拡張Drücker-Prager降伏基準を使用しています。
- 拡張Drücker-Prager降伏基準は、Mohr-Coulomb基準と比較され得ます。
拡張Drücker-Prager降伏基準は、Mohr-Coulomb基準からフィッティングされ得ます。
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- 粘着パラメータ
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- 内部摩擦の角度
この目的のために、パラメータ
が次のように定義されなければなりません:
(1)
- モデリングタイプ
- パラメータ
- 外接Drücker-Prager基準
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- 中央円
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- 内接Drücker-Prager基準
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- /MAT/LAW21もまた拡張Drücker-Prager降伏基準をベースとしていますが、圧力の変化はユーザー関数で描写されることが可能です。
- ヤング率Eとポアソン比
は、ソリッド材料での音速計算に必要とされるせん断係数Gの決定に使用されます。