荷重
荷重の作成や荷重の方向とプロパティの編集にはForcesツールを使用します。
フォースの作成
ボディにフォースまたはトルクを適用するには、エンティティ名で示唆されているとおり、フォースエンティティを使用します。
フォースの編集
作成するフォースのタイプは、作用のみと作用反作用のどちらかにすることができます。作用のみのフォースは、フォースの適用対象がシングルボディである場合に作用します。作用反作用のフォースは2つのボディに作用し、その1つは作用ボディ、もう1つは反作用ボディと呼ばれます。
フォースの結合性の定義
MotionViewでは、Translational、Rotational(トルク)、TransRotational(フォースとトルクの組み合わせ)、Line of Action Translational、Scalar along the Z axis、Scalar about the Z axis、またはSingle Component Rotationalのいずれかのタイプでフォースを定義できます。これらのプロパティは、Connectivityタブでの選択内容に基づいて表示される適切なタブを使用して、フォースに割り当てることができます。
フォースの並進プロパティまたは回転プロパティの定義
フォース / トルクのプロパティは、PropertiesタブのFx/Tx、Fy/Ty、およびFz/Tzの欄を使用して、ローカル参照マーカーの3つの軸の方向またはそれらを中心にして定義できます。Line of Action並進力の場合、線で作用方向を定義し、用意されている1つの欄で特性を定義できます。Single Component Rotationalトルクの場合も同様となります。
フォースのユーザー定義プロパティの使用
必要に応じて、User-Definedタブを使用してフォースを定義します。これにより、ユーザーサブルーチンを使用してフォースのプロパティを指定できます。
カーブを使用した非線形プロパティの定義
- Cubic
- AKIMA
- Linear
CUBICおよびAKIMA補間は、ソルバーによって内部的に評価されるスプライン関数です。LINEAR補間は、一連のIFステートメントを用いて行われています。
カーブの独立変数は、補間法が選択された後に指定されます。例えば、非線形スプリングについて、カーブの独立変数の典型的な例は、スプリングのたわみです。非線形プロパティ内の独立変数は、解析の間に変化し、通常、数式の形で書き出されます。この式内で、ユーザーは、独立変数を定義するために任意の関数を使用することが可能です。MotionViewは、ほとんどのスプリング、ブッシュおよびフォースについて、独立変数に対する適切なデフォルト関数を用意しています。