Solver Arrays
ソルバー配列の作成とソルバー配列のデータ設定にはArraysツールを使用します。ソルバー配列のタイプには、X配列、Y配列、U配列、IC配列、Plant InputおよびPlant Outputが含まれます。
ソルバー配列の作成
ソルバー配列の編集
Sover Arrayパネルを使用して、アレイのタイプとアレイの任意の値を編集します。
タイプ | 説明 |
---|---|
X | Control_StateEqn(MotionSolveの場合)、GSE and LSE(ADAMSの場合)、およびTFSISOの要素をモデリングするシステムの状態変数配列として使用します。以下の註をご参照ください。 |
Y | type Yソルバー配列は、LSE、GSEおよびTFSISOのシステムモデリング要素用出力配列を定義します。以下の註をご参照ください。 |
Plant Input | 機構システムがコントローラから受けるシグナルを記述します。 |
Plant Output | 機構システムがコントローラに送るシグナルを記述します。 |
U | 変数のグループセット。通常は、Control_StateEqn(MotionSolveの場合)またはGSE(ADAMSの場合)の入力配列として使用します。 |
IC | type ICソルバー配列は、データをユーザーサブルーチンに渡すための汎用配列として使用されます。Control_StateEqn(MotionSolveの場合)またはGSE(ADAMSの場合)の初期条件およびLSEステートメントの初期条件の設定にも使用します。 |
- MotionSolveのControl_StateEqnまたはADAMSのGSEは、Control State Equationエンティティを使用してモデル化できるようになっています。
- このエンティティは暗黙的にXおよびYソルバー配列を生成します。Control State Equationエントリを使用する場合は、これらの配列を別個に定義する必要はありません。
ソルバー配列のプロパティの定義
Propertiesタブで配列のタイプを選択できます。
ソルバー配列の値の定義
Propertiesタブで配列タイプとしてICを選択した場合にのみ、Valuesタブを使用できます。
ソルバー配列に関するユーザー定義プロパティの使用
必要に応じ、User-Definedタブを使用してソルバー配列を定義します。これにより、ユーザーサブルーチンを使用してソルバー配列のプロパティを指定できます。
- PropertiesタブでUser-defined propertiesチェックボックスをクリックします。
- 新たに追加されたUser-Definedタブをクリックします。
-
ユーザーサブルーチンを定義します。