変化量パーセンテージ制御

変化量(variation)は、選択されたコンポーネント内のすべての節点に関する1つの節点における相対的差異です。

変化量は次の式で計算されます:

節点における変化量のパーセンテージ = (その節点における/選択されたコンポーネントからの節点の) x 100

以下に示す例では、節点400におけるテンソル成分の節点変化量(%)は:





図 1.

Contour パネルおよびIsoパネルでUse variation (%)をアクティブにして特定の変化量パーセンテージを選択し、節点平均化計算を制御することが可能です。

Use variation (%)がオフである場合、平均化結果はすべての節点について計算されます。その場合、結果は節点拘束(node bound)となり、節点における結果をQueryパネルで照会することが可能です。

Use variation (%)がオンである場合は、定義した変化量パーセンテージに応じて、平均化結果は1つの節点のみについて計算されます。変化量パーセンテージが節点における指定した値より小さい場合、その節点における節点平均が計算されます。そうでない場合は、その節点における対応する要素コーナー結果がコンタープロッティングに使用されます。100%の変化量はすべての節点が平均結果を有することを意味し、0%の変化量は、平均結果をもつ節点が存在しないことを意味します。この場合、結果は要素拘束(element bound)となり、要素における結果をQueryパネルで照会することが可能です。