HyperBeamViewツールバー

HyperBeam Viewツールバーから追加機能にアクセスします。

HyperBeam Viewの一番上にあるツールバーには、以下の機能が含まれます:


図 1.
グリッドトグルツール
を選択または非選択にすることで、グラフィックス領域内の背景グリッド表示のオンとオフを切り替えます。背景グリッドがオンの場合、各断面の相対的なサイズを容易に決定することができます。
ビーム断面の向きツール
HyperBeamの標準断面ライブラリ内の標準断面のローカル原点における向きをコントロールします。ソルバーライブラリ内の標準断面は、あらかじめソルバーにマップするための方向設定を持っているため、このオプションはHyperBeamライブラリで定義された断面以外には利用できません。
ボタン 機能 挙動
0.0回転 回転を0.0度に設定します。
90.0回転 回転を90.0度に設定します。
180.0回転 回転を1800.0度に設定します。
270.0回転 回転を270.0度に設定します。
ビューコントロール
ビューをコントロールします。これらのオプションはすべてCtrlキーを押しながらのマウス操作で利用でき、規則はHyperWorksマウスコントロールに準じます。
ボタン 機能 挙動
ウィンドウにフィット モデルをグラフィックス領域の中心にフィットさせます。
ズームイン/ズームアウト 左クリック:ズームイン

右クリック:ズームアウト

円で囲んだ領域をフィット グラフィックス領域上で、拡大したい領域を円で囲みます。
中心の移動 これは移動ツールで、グラフィックス領域の中心を別の位置に移動します。
編集とスケッチツール
こシェルおよびソリッド断面の作成と編集、更に断面パラメータの変更を行います。
ボタン 機能 挙動
シェルパートまたはソリッド外形線の作成 このツールは、新規にシェルまたはソリッド断面キャンバスが定義されると自動的に有効になり、以下のように機能します:
  • シェル断面の場合、このツールは1度に1つのシェル断面パートをスケッチします。左クリックで頂点を結び、右クリックで頂点を削除します。スクリーンからカーソルが離れると断面は初期化されます。
  • ソリッド断面の場合、このツールは1度に1つの連続するソリッド断面の外形線を作成します。すでに定義されたソリッド断面の内部に空洞を作成するのに使用することもできます。左クリックで頂点を結び、右クリックで頂点を削除します。スクリーンからカーソルが離れると断面は初期化されます。
パートの結合 / 頂点でパートを分割 2つのパートを共通の頂点において結合(join)するには、最初のパートを左クリックし、次に2つ目のパートを左クリックし、これを最初のパートに結合します。

パートを頂点位置で分割(split)するには、分割したいパートを左クリックし、次に分割位置となる頂点を右クリックします。パートは2つのパートに分割されます。

頂点の移動 / 寸法の変更 / 板厚の変更 このツールは、標準、シェルおよびソリッド断面で利用でき、それぞれ3つの異なる機能を持ちます。
  • 標準断面の場合、このツールは断面上に表示されるすべてのパラメータの編集を可能にします。スクリーン上の寸法または板厚を左クリックしたままドラッグします。断面の値とそれに対応するグラフィックスがドラッグに伴い変更されます。グラフィックス領域上に表示されている寸法をダブルクリックすると、その文字の周りに枠が現れ、値の変更が可能になります。
    注: ここで入力可能な文字は、文字を削除するためのバックスペース、数字およびピリオドのみです。指数表記はサポートされません。
  • シェル断面の場合、このツールはすでに設定されているグリッドに頂点をスナップします。また、板厚値を左クリックしたままドラッグしてシェルパートの板厚を変更するのにも使用できます。グラフィックス領域上に表示されている寸法をダブルクリックすると、その文字の周りに枠が現れ、値の変更が可能になります。
    注: ここで入力可能な文字は、文字を削除するためのバックスペース、数字およびピリオドのみです。指数表記はサポートされません。
  • ソリッド断面の場合、このツールはすでに設定されているグリッドに頂点をスナップします。
頂点の追加 / 頂点の削除。 パート上またはパート近く(シェルの場合)、または外形線(ソリッドの場合)を左クリックすると、最も近いパートまたは外形線上に新たに頂点を作成します。パートまたは外形線は新しい頂点によって再構築されます。クリックされたポイントがパートのセグメントの端点により近い場合、パートは引き伸ばされます。

頂点作成時にパートが曲がるのを防ぐため、シェルパート上のポイントを選択します。既存のシェルパートにクロスするスナップトレランスラインにカーソルが近い場合、"+"が表示されます。相対的に小さいスナップサイズが指定されている場合、シェルパート上またはその近辺にカーソルがあるかどうかを見極めるのを困難にする可能性があります。スナップサイズを増やすことで、シェルパートにスナップされているカーソルがより明確になります。または、ポイント座標値のyまたはzの値がスナップサイズの偶数倍でない場合、カーソルは近辺にあるとは判断されずシェルパート上にあると判断されます。

頂点の置き換え / 頂点の切り離し 頂点を置き換える(replace)には、置き換えたい頂点を左クリックし、次に新たな頂点となる点を左クリックします。1番目の頂点が2番目の頂点に置き換わります。

頂点を分割(split)して2つの 重複頂点を作成するには、対象となる頂点を右クリックします。

シェルパートまたはソリッド外形線の削除 パート上またはパート近く(シェルの場合)、または外形線(ソリッドの場合)を左クリックすると、最も近いパートまたは外形線が削除されます。
Undo/Redoツール
現在表示されているビーム断面に加えた変更(寸法変更、パート追加、板厚変更など)の取り消しや繰り返し実行を行います。新たなビームに切り替えた場合、前のビームからundoおよびredoリストが消去されます。
ボタン 機能 挙動
すべての変更を元に戻す 現在表示されているビーム断面に適用されたすべての変更を元に戻します。
最後の変更を元に戻す 現在表示されているビーム断面に最後に適用された変更を元に戻します。
最後の変更を繰り返す 現在表示されているビーム断面に最後に適用された変更を再び実行します。
すべての変更を繰り返す 現在表示されているビーム断面に適用されたすべての変更を再び実行します。
測定ツール
断面を照会します。
ボタン 機能 挙動
マウス位置のモーメントを検索 このアイコンをクリックするとインタラクティブモードに切り替わります。グラフィックス領域内のポイントをクリックすると、Local moments of inertiaダイアログが表示されます。このダイアログから、以下の情報について確認することができます:
  • 選択されたポイントのYおよびZ座標。
  • せん断中心と中心からのYおよびZオフセット。
  • 選択されたポイントに関連する断面の慣性モーメントIyy、Izz、およびIyz。

このツールは、ビーム要素のオフセットの決定やカスタムビームを作成するのに活用できます。Exitをクリックしてダイアログを閉じ、別のポイントを選択します。

ルーラーを使用した断面の測定 このアイコンをクリックするとインタラクティブモードに切り替わります。グラフィックス領域上で2つまたはそれ以上のポイントをクリックすると、シェル断面が作成されたのと同様にしてラインが作成されます。2点が選択された場合、ポイント間のdyからdzの距離とラインの総長さが表示されます。3つ以上のポイントが選択された場合、ラインの総長さが表示されます。前に選択されたポイントを削除するには、右クリックします。
イメージキャプチャーツール
HyperBeamで各種コンポーネントのスクリーンショットを撮ります。
ボタン 機能 挙動
ファイル / クリップボードへのイメージの保存 イメージをファイルまたはクリップボードに保存するかを決定するのに使用します。トグルがオン(オレンジでハイライト表示される)の場合、ファイルに保存されます。トグルがオフ(グレイで表示される)の場合、クリップボードに保存されます。イメージは、.bmpとして保存されます。
フルイメージのキャプチャー アプリケーションフレーム全体をキャプチャーし、選択されたトグル設定で保存します。
グラフィック領域のキャプチャー グラフィックス領域をキャプチャーし、選択されたトグル設定で保存します。
結果領域のキャプチャー 結果領域をキャプチャーし、選択されたトグル設定で保存します。
四角形領域のキャプチャー 選択した領域をキャプチャーし、選択されたトグル設定で保存します。
グラフィックスのjpgへの保存 グラフィックス領域を.jpgファイルとして、指定した場所に保存します。