ケーブルバンドルの定義

ケーブルバンドルは、必要に応じてシールドが施された媒質に埋め込まれた複数の定義済みケーブル（単一導体、同軸ケーブル、リボンケーブル、ツイストペア、その他のケーブルバンドルおよび非導電要素など）で構成されます。

1. Cablesタブの説明グループで、 Cable Bundleアイコンをクリックします。

   
   

   

   
   Figure 1. Create bundleダイアログ。

2. Bundleタブで、次のいずれかの方法を使用してケーブルをバンドルします：
   • バンドル内のケーブルの正確な向きが不明または不問であるケーブルバンドルを作成するには、Auto bundleチェックボックスを選択します。
     • Rearrangeボタンをクリックして、バンドル内の新しいランダムな位置にケーブルを配置します。
   • ケーブルバンドル内のケーブルの位置と向きを指定するには、Auto bundleチェックボックスを選択解除します。
     • バンドルに含まれている各ケーブルのOffset X、Offset Y、およびRotationを指定します。
3. Cableドロップダウンリストから、次のいずれかの方法でバンドルに含まれるケーブルを指定します：
   • 事前定義のケーブルを指定するには、追加するケーブルを選択します。
   • モデル内でまだ定義されていないケーブルを指定するには、 アイコンをクリックしてケーブルタイプを定義します。

Insulation and Shielding タブで、シールドタイプ1、2、および4について、Insulation mediumを指定します。

4. Insulation and shieldingタブのInsulation mediumから、次のいずれかを選択します：
   • 事前定義の誘電体から成る絶縁材を指定するには、その誘電体を選択します。
   • モデル内でまだ定義されていない誘電体から成る絶縁材を指定するには、 アイコンをクリックして誘電体を定義するか、媒質ライブラリから誘電体を追加します。

シールドタイプ1、2、および4について、ケーブルバンドルのOuter radiusを指定します。

5. Insulation and shieldingタブのOuter radiusを指定するため、次のいずれかを選択します：
   • CADFEKOでケーブルバンドルの外半径を計算できるようにするには、Compute automaticallyチェックボックスを選択します。
   • Outer radius欄で、ケーブルバンドルの外半径を手動で指定するには、Compute automaticallyチェックボックスを選択解除します。

シールドタイプ1について、ケーブルバンドルのShieldを指定します。

6. Insulation and shieldingタブのShieldingの下で、Shieldから、次のいずれかを選択します：
   • 事前定義のシールドから成る外側ケーブルシールドを追加するには、ケーブルシールドを選択します。
   • モデル内でまだ定義されていないシールドから成る外側ケーブルシールドを追加するには、 アイコンをクリックして新しいケーブルシールドを定義します。
7. Insulation layer (coating)で、次のように指定します：
   • コーティングを追加するには、Apply coatingチェックボックスを選択します。
     1. Mediumドロップダウンリストから、コーティング媒質を指定します。
     2. Thickness欄で、コーティングの厚みを指定します。
   • コーティングを削除するには、Apply coatingチェックボックスを選択解除します。
8. AdvancedタブのTwistの下で、Twist directionから、次のいずれかを選択します：
   • ツイストのないバンドルを定義するには、No twistを選択します。
   • ユーザーから遠ざかる方向に右巻きのバンドルを定義するには、Right handedを選択します。
   • ユーザーから遠ざかる方向に左巻きのバンドルを定義するには、Left handedを選択します。
9. AdvancedタブのTwistで、Twist pitch length欄に、バンドル内のケーブルが1周りねじれるのに要する軸方向の長さを入力します。
10. Label欄に、このケーブルバンドルの固有のラベルを追加します。
11. Createをクリックしてケーブルバンドルを作成し、ダイアログを閉じます。