例:ケーブルの基準方向 - 設備に接続

ここでは、接地面から λ 5 の距離以内でケーブル経路が定義されている例について検討します。

ケーブル断面の向きは次のように示されます:
  • 緑色の点線: v ベクトル
  • 青色の線: u ベクトル
  • 深緑色の実線:ケーブルの基準方向
Note: CADFEKOは、ケーブル経路の先頭における v ベクトルの向きをケーブルの基準方向に揃えるように自動的に調整しようとします。この際に、 u ベクトルと v ベクトルがケーブル経路に対して垂直でなければならないという拘束が使用されます。

ケーブルの基準方向は、設備または接地面に対して垂直になるように定義され(“上”方向)、設備や接地面の方向を指していません。ケーブル概略図では、ケーブルは設備 に接続されており、信号の復路として機能します。ケーブル経路に沿ってツイスト角度は定義されていません。



Figure 1. 接地面の上方にケーブルの基準方向を指定します。
Note: 設備が復路として機能するため、このオプションは、ケーブルハーネス内の1つの信号に対してのみ使用できます。