経路: 概要

説明

経路は、セクションを含み、ユーザーが空間量を評価できるラインサポートです。

使用

経路は2D曲線のプロットに使用されます(2D曲線: 概要をご参照ください)。

形状

経路のセクションは次のようにできます:

  • 直線(直線のセグメント)
  • 曲線(円弧、らせん状ライン)

経路と無限ボックス

経路タイプの空間サポートは、有界スタディドメインを越えて拡張できます。

メッシュ

経路のメッシュはユーザー定義の離散化に基づいており、計算ポイントはサポートのライン上に等間隔に配置されています。これは以下によって定義できます:

  • 間隔の数
  • ポイントの数
  • 2点間の距離(mm)

セクションのタイプ

セクションのタイプは以下のとおりです:

セクションのタイプ 経路の形状 説明
2つのポイントで定義されるセクション

直線セグメント /

円弧

らせん状ライン

2つのポイント*

(グラフィックまたは数値での捕捉)

3つのポイントで定義される弧 円弧

3つのポイント*

(グラフィックまたは数値での捕捉)

中心、半径および角度で定義される弧 円弧

中心座標、

半径、

開始角度と終了角度

パラメータ化された経路

直線セグメント /

円弧

らせん状ライン

パラメータ関数
既存のラインエンティティ すべてのライン形状 既存のラインのグラフィックによる選択
注: * ポイントを捕捉するには、§ 計算ポイントをご参照ください。

2つのポイントで定義されるセクション

2つのポイントで定義されるセクションの場合、多くのオプションが提供されており、これらのポイントは円筒フェイス上で定義されます。これについて下の表に示します。

オプション 内容
StraightLine2Pt 直線セグメント
ShortOnFace… 円筒フェイス上の2つのポイント間の最短経路
LongOnFace… 円筒フェイス上の2つのポイント間の最長経路

パラメータ設定

ユーザーは、形状パラメータを使用して、数値モードによりセクションを定義できます。

経路と運動

運動連成のスタディ内には、デバイスの移動パートの運動が存在します。

移動パートに属する経路は、運動中の移動パートで定義することも、運動中の残りの固定部分で定義することもできます。

したがって、経路は以下のように定義できます:

  • 移動メカニカルセットに関連付けられている場合は移動経路
  • 固定メカニカルセットに関連付けられている場合は固定経路