ブロックフォーマットのキーワード Eulerまたは準-Eulerシミュレーションでの計算空力音響の定式化について記述します。内力は有限体積法で計算されます。これは低減積分要素の結果を改善します。デフォルトで人口粘性がキャンセルされ、 (qa,qb) デフォルト値がゼロになります。
フォーマット
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/CAA |
コメント
- “計算空力音響”の定式化および特定のオプションを使用するには、入力デックにオプション/CAAを含める必要があります。
- /CAAはEuler定式化でのみ一貫性を持ちます。/CAAはALEではなくEuler定式化に対して推奨します(ALEが準-Eulerの場合は除きます)。
- このオプションは完全積分要素には影響を与えません。1点積分要素にのみ推奨します。
- このオプションは内力の計算に有限体積法を用います。
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- 有限体積法の定式がより良い内力推定を示します。
均一な流体圧力の場合、切り取られたピラミッドのような台形でない形状に対しても節点でのつりあいが検証されます。これは1積分点要素の形状関数の仮定により、体積積分では無いケースの可能性があります。(
Theory Manualの
Reduced Integration Methodをご参照ください)。
- 数値粘性のデフォルト値(qa,qb) が0に設定されます。
これは低マッハ数の問題に適しています、そうでない場合、パラメータは非ゼロであるべきです。
- 従来のCFD入力(入力デックV43またはV46フォーマット)の場合、このオプションはRadioss実行時に自動的にアクティブ化されます。
- その他のブロックフォーマット入力(V41、V44)の場合は、入力デックファイルにこのオプションを加えると、Radioss実行時にこの機能を有効にできます。