/DEF_SHELL

ブロックフォーマットのキーワード このキーワードはすべてのシェルプロパティの特定パラメータのデフォルト値を設定するために使用されますが、オプションは各プロパティセット入力で変更でき、その場合、変更後のものが優先されます。

フォーマット

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/DEF_SHELL
Ishell Ismstr Ithick Iplas       Ish3n Idril  

定義

フィールド 内容 SI単位の例
Ishell シェル要素の定式化フラグ
=0
1または24に設定
= 1 /IMPLICITが入力内で使用されていない場合、デフォルト。
Q4、変形モードと剛体モードに直交する粘弾性アワグラスモード(Belytschko)
=2
Q4、直交性を伴わない粘弾性アワグラス(Hallquist)
=3
Q4、直交性を伴う弾塑性アワグラス
=4
タイプ1の定式化を改良したQ4(ねじれた要素の直交化)。
=12
QBATシェル定式化
= 24 /IMPLICITが入力内で使用されている場合、デフォルト。
QEPHシェル定式化。

(整数)

 
Ismstr シェル微小ひずみ定式化フラグ。
= -2
要素タイプと材料則を応じて最適な値を自動的に設定し、シェルプロパティで定義されている値を上書き。
= -1
要素タイプと材料則を応じて最適な値を自動的に設定
= 0
2に設定
= 1
時間 = 0以降の微小ひずみ。
(他のすべての定式化フラグと適合性のある新しい定式化)
= 2(デフォルト)
Radioss Engine(オプション/DT/Eltyp/Iflag)での微小ひずみ定式化がアクティブとなる可能性がある完全幾何非線形性
= 3
古い微小ひずみ定式化(Ishell = 2とのみ互換)
= 4
完全幾何非線形性(Radioss Engineでオプション/DT/SHELL/CSTによる影響はありません)

(整数)

 
Ithick シェル合応力計算フラグ。
= -2
要素タイプと材料則を応じて最適な値を自動的に設定し、シェルプロパティで定義されている値を上書き。
= -1
要素タイプと材料則を応じて最適な値を自動的に設定
= 0
2に設定
=1
厚みの変化が考慮されます
= 2(デフォルト)
厚みは一定です

(整数)

 
Iplas シェル平面応力塑性フラグ
= -2
要素タイプと材料則を応じて最適な値を自動的に設定し、シェルプロパティで定義されている値を上書き。
= -1
要素タイプと材料則を応じて最適な値を自動的に設定
= 0
1または2に設定
= 1 /IMPLICITが入力内で使用されている場合、デフォルト。
3ニュートン反復計算を伴う反復投影
= 2 /IMPLICITが入力内で使用されていない場合、デフォルト。
ラジアルリターン

(整数)

 
Istrain ポスト処理用ひずみ計算フラグ
= 0
1に設定
= 1(デフォルト)
オン。
=2
オフ。

(整数)

 
Ish3n 3節点シェル要素定式化フラグ
= 0
2に設定
=1
標準的な三角形(C0)。
= 2(デフォルト)
大きな回転に対する修正を伴う標準的な三角形(C0)。
=30
DKT18。
=31
DKT_S3、BATOZのDTK12に基づく(理論マニュアルElement Libraryをご参照ください)

(整数)

 
Idril 回転自由度剛性フラグ
=0
2に設定
= 1 /IMPLICITが入力内で使用されている場合、デフォルト。
オン。
= 2 /IMPLICITが入力内で使用されていない場合、デフォルト。
オフ。

(整数)

 

コメント

  1. このカードは1回だけ読み取られます。モデルに書き込まれた最初のカードの/DEF_SHELLのみが使用されます。その他のカードの/DEF_SHELLは無視されます。
  2. これらの入力オプションの詳細については、/PROP/TYPE1(SHELL)内のコメントをご参照ください。