/DEFAULT/INTER/TYPE19

ブロックフォーマットのキーワード インターフェースタイプ19のデフォルト値を定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
/DEFAULT/INTER/TYPE19
空白
    Istf   Igap Iedge Ibag Idel    
空白
                Irem_gap Irem_i2
必要なフィールド
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
空白
      Inacti      
      Iform          

定義

フィールド 内容 SI 単位の例
Istf 剛性定義フラグ 9
= 0
1000に設定
= 1
インターフェース剛性は、Stfacとして入力されます。
=2
インターフェース剛性は、メインおよびセカンダリ剛性の平均です。
=3
インターフェース剛性は、メインおよびセカンダリ剛性の最大値です。
=4
インターフェース剛性は、メインおよびセカンダリ剛性の最小値です。
=5
インターフェース剛性は、直列のメインおよびセカンダリ剛性です。
= 1000(デフォルト)
節点-サーフェス接触の場合、インターフェース剛性はメイン剛性にのみ基づきます。
エッジ-エッジ接触の場合、インターフェース剛性は、直列のメインおよびセカンダリ剛性です。

(整数)

 
Igap ギャップ/要素オプションフラグ
= 0
1000に設定します。
= 1
ギャップは被衝撃メインサーフェスおよび衝撃セカンダリ節点の特性に応じて変化します。
= 3
可変ギャップ+算出されたギャップのギャップスケール修正+初期貫通回避のために考慮されるメッシュサイズ
= 4
要素サイズ < ギャップである場合、節点-サーフェス接触は、可変ギャップ + 算出されたギャップのギャップスケール修正 + 近傍のセカンダリ節点の非アクティブ化を使用します。エッジ接触は、一定接触ギャップGapminを使用します。
= 1000(デフォルト)
ギャップは一定で、最小ギャップと一致します。

(整数)

 
Iedge エッジとエッジの接触のフラグ 24
= 0
2に設定
= 1
定義されているサーフェスの外部エッジのみが生成されます。
= 2(デフォルト)
定義されているサーフェスのすべてのセグメントエッジが生成されます。

(整数)

 
Ibag 接触時のエアバッグベントホール閉鎖フラグ
= 0
2に設定
= 1
閉鎖
= 2(デフォルト)
閉鎖無し

(整数)

 
Idel 節点およびセグメントの削除フラグ。 6
= 0
1000に設定
= 1
1つのセグメントに関連付けられたすべての要素4節点シェル、3節点シェル、ソリッド)が削除されると、メイン側の面からそのセグメントを削除します。このセグメントはEngineファイルでRadioss Engineキーワード/DELを使用した明示的な削除の場合にも、削除されます。
さらに、結合されていない節点をインターフェースのセカンダリ側から削除します。
= 2
4節点シェル、3節点シェル、またはソリッド要素が削除されると、メイン側の面から、対応するセグメントを削除します。このセグメントはEngineファイルでRadioss Engineキーワード/DELを使用した明示的な削除の場合にも、削除されます。
さらに、結合されていない節点をインターフェースのセカンダリ側から削除します。
= 1000(デフォルト)
削除しません。
= -1
結合されていない節点をインターフェースのセカンダリ側から削除する以外は、=1と同様です。
= -2
結合されていない節点をインターフェースのセカンダリ側から削除する以外は、=2と同様です。

(整数)

 
Irem_gap 自己接触において要素サイズがギャップ値より小さい場合にセカンダリ節点を非アクティブ化するためのフラグ
= 0
1に設定
= 1(デフォルト)
セカンダリ節点の非アクティブ化なし
= 2
セカンダリ節点の非アクティブ化あり

(整数)

 
Irem_i2 /INTER/TYPE2で同じ接触ペア(節点)が定義されている場合に、セカンダリ節点を非アクティブにするためのフラグ。
= 0
/IMPLICITが定義されている場合は1に設定。
陽解法の場合は3に設定。
= 1(陰解法のデフォルト: /IMPLICITが定義されている場合)
/INTER/TYPE2タイド接触内のセカンダリ節点は、この接触から削除されます。
= 3(陽解法のデフォルト)
セカンダリ節点に変更なし。

(整数)

 
Inacti 初期貫通時の剛性の非アクティブ化フラグ 19
= 0
1000に設定します。
= 1
節点の剛性を非アクティブ化します。
= 2
要素の剛性を非アクティブ化します。
= 3
初期貫通が発生しないように、節点の座標を変更します。
= 5
ギャップは時間と共に変化し、初期ギャップは次のように計算されます:
g a p 0 = G a p P 0 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4zaiaadg gacaWGWbWaaSbaaSqaaiaaicdaaeqaaOGaeyypa0Jaam4raiaadgga caWGWbGaeyOeI0IaamiuamaaBaaaleaacaaIWaaabeaaaaa@4003@ ここで、 P 0 は初期貫通
= 6
ギャップは時間経過により変化し、初期貫通は下記のように計算されます(節点がわずかに貫通を受けます):
g a p 0 = G a p P 0 5 % ( G a p P 0 ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4zaiaadg gacaWGWbWaaSbaaSqaaiaaicdaaeqaaOGaeyypa0Jaam4raiaadgga caWGWbGaeyOeI0IaamiuamaaBaaaleaacaaIWaaabeaakiabgkHiTi aaiwdacaGGLaGaeyyXICTaaiikaiaadEeacaWGHbGaamiCaiabgkHi TiaadcfadaWgaaWcbaGaaGimaaqabaGccaGGPaaaaa@4B5E@
= 1000(デフォルト)
処理を実行しません。

(整数)

 
Iform 摩擦ペナルティ定式化のタイプ。
= 0
1に設定
= 1(デフォルト)
粘性(合計)の定式化。
= 2
剛性(増分)の定式化。

(整数)