モデル化の計装

出力と保存の頻度はポストプロセッシング用の結果が十分な情報を持つように設定する必要があります。

保存する変数

出力ファイルには、問題の原因を見つけるための十分な情報、特に、スプリング、インターフェース、および剛体などの問題となる可能性のあるエンティティに関する情報が必要です。
スプリング
全てのスプリングとビーム要素を保存(スポット溶接のスプリングは除く)
/TH/SPRING
特定のスプリング内部の力と変位を測定
例:エンジンマウント、サブフレーム固定など
インターフェース
全ての接触インターフェース(タイプ2を除く)
/TH/INTER
特定のインターフェースの力を出力
例:ダミー / ベルト
剛体
特定の剛体内部の力と変位を測定
例:サブフレーム固定、エンジンマウントなど
断面、剛壁とモニター体積
全てのTH出力を保存
Radioss Engine ファイルにアニメーションファイルの変数を保存:
質量
/ANIM/MASS
節点質量変化
/ANIM/NODA/DMAS
塑性ひずみ
/ANIM/ELEM/EPSP
フォンミーゼス
/ANIM/ELEM/VONM
アワグラス
/ANIM/ELEM/HOURG
比エネルギー
/ANIM/ELEM/ENER
速度
/ANIM/VECT/VEL
接触
/ANIM/VECT/CONT
剛壁の力
/ANIM/VECT/FOPT
問題が発生した場合、これらに加えて、/ANIM/VECT/ACC/ANIM/VECT/FINTが有用です。
注: 実行が失敗した際のアニメーションファイルを得るために、Engineファイルに/STOPオプションを用いることができます。計算がストップした場合、もう1回リスタートを実行し、最初のサイクルのアニメーションを出力します。