サポートされるエンティティ
IGESライターがサポートするエンティティです。
- Subfigure Definition (308)
- Singular Subfigure Instance (408)
- Composite curve (102)
- Plane (108)
- Line (110)
- Point (116)
- Rational B-spline curve (126)
- Rational B-spline surface (128)
- Curve on a parametric surface (142)
- Trimmed (parametric) surface (144)
- Form 7 group without back pointers (402)
- Transformation Matrix (124)
- Name Property (406 Form 15)
- Color Definition (314)
Fixed points (ラインまたはサーフェスに関連付けられている) は、IGES標準ではサポートされてなく、出力されません。Fixed pointを出力するには、free pointに変換する必要があります。インポート後、これらfree pointを適切なラインまたはサーフェスに投影させて適切な関連付けを持ったfixed pointを作成します。
エクスポートオプション
IGESデータをエクスポートすると、データベースと類似したフォームで書き出されます。ライン上の各セグメントはIGESでは個別のカーブとなります。ラインに複数セグメントがある場合、IGESにおけるカーブはコンポジットカーブエンティティを互いに結合したものになります。NURBSカーブと楕円は、有理Bスプラインカーブとして書き出されます(IGESの有理Bスプラインは一般的なNURBSです)。
各サーフェスを構成するサーフェス面は、出力タイプのオプションを考慮して書き出されます。NURBSサーフェスは、IGESの有理Bスプラインサーフェス、円錐、球、トーラスとして書き出されます。必要であれば、NURBSサーフェスをトリムするのに、パラメトリックサーフェス上のカーブとトリムドサーフェスエンティティが使用されます。
IGESライターは、以下のオプションと共に
iges_writer.iniファイルを使用します。
@AssemblyMode
Value |
説明 |
Parts |
パートエンティティ(デフォルト)から、subfigure definition entity (308)とsingular subfigure instance entity (408) を作成。 |
アセンブリ |
アセンブリエンティティから、subfigure definition entity (308)とsingular subfigure instance entity (408) を作成します。 |
Layers |
各コンポーネントは、異なるレイヤー(レベル)としてIGESファイルに送信します。これは、最も効率的なフォーマット。 |
Groups |
各コンポーネントは、関連性を持ったインスタンスエンティティとして送信されます(type 402、form 7)。 |
LayersAndGroups |
各コンポーネントを異なるレイヤー(レベル)として送信し、更に、1つのサーフェスを構成する各フェイスのセットを関連性を持ったインスタンス(グループ)として送信します。 |
@AuthorName
Value |
説明 |
string |
IGES author name欄に書き込む文字列。 デフォルトはUnknown 。
|
@AuthorOrganization
Value |
説明 |
string |
IGES author organization欄に書き込む文字列。 デフォルトはUnknown 。
|
@Export
Value |
説明 |
All |
すべての形状をエクスポートします(デフォルト)。 |
Displayed |
表示されている形状のみエクスポートします。 |
@NameFromRepresentation
Value |
説明 |
on |
リプリゼンテーションファイル名をCADファイルに割り当て、それをパートエンティティに付属させます。 AssemblyMode = "Parts "の場合のみ有効。
|
off |
HyperWorksのパートエンティティ名をCADファイル内のパート名に割り当てます。 AssemblyMode = "Parts "の場合のみ有効。
|
@OptimizeForCAD
Value |
説明 |
on |
サーフェスの実形状がモデルトポロジーと矛盾していないことをエクスポート前に確実にするため、ステッチされたエッジと頂点間のギャップを閉じ、共有エッジ、ノンマニホールドエッジ、または除去エッジ間の与えられたトレランスより大きいギャップが存在しないかどうかモデルトポロジーチェックします。トレランスより大きいギャップが検出された場合、サーフェスとエッジは、3次元パラメトリックにモーフィングされ、必要であれば、ギャップをトレランスより小さくします。更に、不要な縮退エッジを削除します。また、HyperWorks内でジオメトリを修正します(デフォルト)。 |
off |
最適化ステップを実行しません。 |
@OuterLoop
Value |
説明 |
Optional 1 |
IGES 6.0標準は、サーフェスの未加工の外側ループをトリムしないことをデフォルトとして設定することができます。複数の穴を有するNURBSサーフェスをトリムし、外側のトリミングをしない場合、外側のループはIGESファイルには含まれず、サーフェス表現を短縮し、より正確にします。このオプションは、お使いのIGESポストプロセッサーによってこれがサポートされている場合に使用します(デフォルト)。これは、JAMA-IS標準では利用できません。 |
Mandatory 2 |
optionalをサポートしないポストプロセッサーには、このオプションでトリムドサーフェス用に外側ループを書き出すことを強制します。 |
@SourceUnits
Value |
説明 |
MKS (m kg N s)
MMKS (mm kg N s)
MPA (mm t N s)
CGS (cm g dyn s)
MMKNMS (mm kg kN ms)
MMGNMS (mm g N ms)
IPS Std (in pounds lbf s)
IPS Grav (in slinch lbf s)
FPS Std (ft pounds lbf s)
FPS Grav (ft slug lbf s)
|
エクスポート時にHyperWorksのデータに単位系を割り当てます。 |
@TargetUnits
Value |
説明 |
Microns
Millimeters
Centimeters
Meters
Kilometers
Microinches
Mils
Inches
Feet
Miles
|
IGESファイル内に書き込まれている単位系。 |
- 最も効率的なフォームはJAMAプレーンとOuter LoopのOptionalオプションですが、この選択は互換性の問題の原因となり得ます。
- JAMA-ISと互換を持たせるには、JAMAプレーンとOuter LoopのMandatoryオプションを選択します。