JTライター

サポートされるエンティティ

JTライターがサポートするエンティティです。
  • Point
  • Line
  • Surface
  • Solid
  • Part
  • Assembly
  • テセレーションとしてエクスポートされる要素は以下のとおり:
    • tria3要素
    • quad4要素 - 2つの三角形に分割
    • tetra4要素フェイス
    • penta6要素フェイス - 各フェイスは2つの三角形に分割
    • hex8要素フェイス - 各フェイスは2つの三角形に分割

エクスポートオプション

プロダクトの構造の可視化とCADとFEモデル間での変更を比較する目的で、JTエクスポートオプションは広くCADモデリングおよびPLMシステム内で使用されています。JTエクスポートオプションは、モデルの形状および有限要素情報、コンポーネント構造、プロパティカラーをすべてエクスポートするのに選択されます。

JTライターは、以下のオプションと共にjt_writer.iniファイルを使用します:

@AllowDisjointShells
Value 説明
on ノンマニホールド形状を1つの非結合フィーチャーとして保存。
off ノンマニホールド形状を分割し、個別の結合シェルフィーチャーとして保存(デフォルト)。
@AssemblyMode
Value 説明
Parts JT内のアセンブリおよびパートエンティティと同様のパートエンティティ階層を作成します。
Assemblies JT内のアセンブリおよびパートエンティティと同様のアセンブリとコンポーネントエンティティを作成します。
Flatten すべてのコンポーネント内のエンティティを1つのJTパートに書き出します。

n

@AttributeForMaterialName
Value 説明
string パートエンティティに割り当てられてたPDMメタデータ-材料名情報を含む名前で作成される属性です。

AssemblyMode = "Parts"の場合のみ有効。

デフォルトは"Material”。

@AttributeForMeshFlag
Value 説明
string パートエンティティに割り当てられてたPDMメタデータ-メッシュフラグ情報を含む名前で作成される属性です。

AssemblyMode = "Parts"の場合のみ有効。

デフォルトは"MeshFlag"。

@AttributeForMID
Value 説明
string パートエンティティに割り当てられてたPDMメタデータ-材料ID情報を含む名前で作成される属性です。

AssemblyMode = "Parts"の場合のみ有効。

デフォルトは、"MaterialId"。

@AttributeForPartNumber
Value 説明
string パートエンティティに割り当てられてたPDMメタデータ-パート番号情報を含む名前で作成される属性です。

AssemblyMode = "Parts"の場合のみ有効。

デフォルトは、"PartNumber"。

@AttributeForPID
Value 説明
string パートエンティティに割り当てられてたPDMメタデータ-プロパティID情報を含む名前で作成される属性です。

AssemblyMode = "Parts"の場合のみ有効。

デフォルトは"PID"。

@AttributeForRevision
Value 説明
string パートエンティティに割り当てられてたPDMメタデータ-リビジョン情報を含む名前で作成される属性です。

AssemblyMode = "Parts"の場合のみ有効。

デフォルトは、"Revision"。

@AttributeForThickness
Value 説明
string パートエンティティに割り当てられてたPDMメタデータ-板厚情報を含む名前で作成される属性です。

AssemblyMode = "Parts"の場合のみ有効。

デフォルトは"Thickness"。

@AttributeForUID
Value 説明
string パートエンティティに割り当てられてたPDMメタデータ-UID情報を含む名前で作成される属性です。

AssemblyMode = "Parts"の場合のみ有効。

デフォルトは"UID"。

@CreateTessellation
Value 説明
on メッシュがエクスポートされない場合もテセレーションを作成する(デフォルト)。
off エクスポートされたメッシュに対応するテセレーションを作成する。
@Export
Value 説明
all すべての形状をエクスポートします(デフォルト)。
displayed 表示されている形状のみエクスポートします。
@FileMode
Value 説明
Monolithic 1つのJTファイルを作成します。
PerPart

パートごとに1つのJTファイルを作成します。

サブディレクトリ内で、メインのJTファイルと同じ名前で個々のJTファイルに、メインのアセンブリと各パートが保存されます(デフォルト)。

@GeometryMode
Value 説明
Standard cylinder、cone、circleなど標準タイプでCAD形状を書き出します(デフォルト)。
BSpline すべてのサーフェス形状データはNURBSへと変換します。このオプションは、実際の形状によっては出力ファイルサイズと処理時間を増やす可能性があります。
@MetadataPrefixFilter
Value 説明
string エクスポートするメタデータ検出に使用するプリフィックス。指定されたプリフィックスを持つメタデータのみエクスポートされます。このプリフィックスを持たないメタデータはエクスポートされません。デフォルトは空で、すべてのメタデータがエクスポートされることを意味します。
@NameFromRepresentation
Value 説明
on リプリゼンテーションファイル名をCADファイルに割り当て、それをパートエンティティに付属させます。

AssemblyMode = "Parts"の場合のみ有効。

off HyperMeshのパートエンティティ名をCADファイル内のパート名に割り当てます。

AssemblyMode = "Parts"の場合のみ有効。

@OptimizeForCAD
Value 説明
on サーフェスの実形状がモデルトポロジーと矛盾していないことをエクスポート前に確実にするため、ステッチされたエッジと頂点間のギャップを閉じ、共有エッジ、ノンマニホールドエッジ、または除去エッジ間の与えられたトレランスより大きいギャップが存在しないかどうかモデルトポロジーチェックします。トレランスより大きいギャップが検出された場合、サーフェスとエッジは、3次元パラメトリックにモーフィングされ、必要であれば、ギャップをトレランスより小さくします。更に、不要な縮退エッジを削除します。また、HyperWorks内でジオメトリを修正します(デフォルト)。
off 最適化ステップを実行しません。
@RemoveMetadataPrefix
Value 説明
on エクスポート用のメタデータのプリフィックスを削除します。

これは、@MetadataPrefixFilter が有効で、値が指定されている場合にのみ意味を持つ。

off エクスポート用のメタデータのプリフィックスを削除しません(デフォルト)。

これは、@MetadataPrefixFilter が有効で、値が指定されている場合にのみ意味を持つ。

@SourceUnits
Value 説明
  • MKS (m kg N s)
  • MMKS (mm kg N s)
  • MPA (mm t N s)
  • CGS (cm g dyn s)
  • MMKNMS (mm kg kN ms)
  • MMGNMS (mm g N ms)
  • IPS Std (in pounds lbf s)
  • IPS Grav (in slinch lbf s)
  • FPS Std (ft pounds lbf s)
  • FPS Grav (ft slug lbf s)
エクスポート時にHyperWorksのデータに単位系を割り当てます。
@TargetUnits
Value 説明
  • Microns
  • Millimeters
  • Centimeters
  • Decimeters
  • Meters
  • Kilometers
  • Mils
  • Inches
  • Feet
  • Yards
  • Miles
JTファイル内に書き込まれている単位系。
@TopologyMode
Value 説明
Solid/Shell ソリッドとシェルの区別を保ちながらHyperWorksのトポロジーデータと同様に書き出されます。
Surface ソリッドのフェイスも含む各サーフェスは、効率的に連続性を無視した単独のサーフェスとしてエクスポート。
@Version
Value 説明
string エクスポート時に使用するJTバージョン。有効なバージョンは、10.2(デフォルト)、10.1、10.0、 9.5、9.4、9.3、9.2、9.1、9.0、8.1、8.0、7.0、または6.4。
@WriteColorFrom
Value 説明
string エクスポート時の形状エンティティの色を指定。色は、コンポーネントレベルでのみサポートされる。個々のエンティティ名称(points、lines、surfaces、solids)はサポートされません。

有効な値は、Component(デフォルト)またはMetadata。

@WriteMetaDataAsColor
Value 説明
string エンティティの色の割り当てに使用するメタデータを指定します。

デフォルトはCOLOR_RGB

@WriteColorFrom = "Metadata"に設定されている場合のみ有効です。

@WriteMetaDataAsName
Value 説明
string エンティティの命名に使用するメタデータを指定。

デフォルトはTAG

@WriteNameFrom = "Metadata"に設定されている場合のみ有効です。

@WriteNameFrom
Value 説明
string エクスポート時の形状エンティティの名称を指定します。名称は、コンポーネントレベルでのみサポートされます。個々のエンティティ名称(points、lines、surfaces、solids)はサポートされません。

有効な値は、コンポーネントとメタデータ(デフォルト)。