バッチメッシング

CADFEKO GUIを起動することなく、スタンドアロンのバッチメッシングツールをコマンドラインから呼び出して、モデルをメッシングしたり、CADFEKOモデルファイル内の変数値を変更することができます。

最適化プロセスの際、OPTFEKOは、最適化を実行するたびにバッチメッシングツールを呼び出してモデルをメッシングします。

CADFEKOバッチメッシャーを起動するには、次のコマンドを使用します:
cadfeko_batch <filename> [options]
filename
既存のCADFEKOモデルのファイル名(.cfxファイル拡張子は省略してもかまいません)。ファイル名にパスを含めることができます。

コマンドラインオプションは次のとおりです:

--version
バージョン情報のみをコマンドラインに出力してから終了します。このオプションは、ファイル名を指定せずに使用できます。
-#var=value
再評価とメッシングを実行する前に、変数に新しい値を割り当てることができます。複数の変数を指定できます。たとえば、変数abを1に設定するには、-#a=1 -#b=1をオプションに含めます。
--run-from-gui
このオプションを指定すると、GUIの特別な実行モードが使用されます。このモードでは、モデルの再評価とメッシングの各フェーズの進捗状況に関する追加情報が画面に出力されます。

モデルが再評価およびメッシングされた後に、既存の.cfxファイル、.cfmファイル、.preファイル、.optファイル、および.pfgファイルが、変更されたCADFEKOモデルに置き換えられます。

新しい変数値が原因で、再評価時やメッシング時にエラーが発生した場合は、バッチメッシングは中止されて、エラーが報告されます。再評価後に、疑わしいエンティティがモデル内で検出された場合、メッシングは最後まで実行され、新しいモデルは作成されますが、エラーが報告されます。疑わしい全アイテムについてエラーが報告されます。その原因が、バッチメッシャーによって加えられた変更ではない場合でも同様です。

解析設定がCADFEKOモデル内で非アクティブ化されたり、.preファイルがCADFEKOの外部で編集された場合、.preファイルは上書きされません。