メッシュ要素のタイプ

CADFEKOでは、メッシュ要素として、セグメント、三角形、四面体、およびボクセルをサポートしています。メッシュの作成に使用されるメッシュ要素のタイプは、ソルバー手法と直接組み合わされます。

CADFEKOでは、次のメッシュ要素タイプがサポートされています:
セグメント
ラインセグメントは2つの頂点から成ります。セグメントはワイヤを表現するためのデフォルトのメッシュ要素タイプで、すべてのソルバー手法で使用されます。
三角形
三角形は、3つの辺と3つのコーナー頂点から成ります。曲線で構成した三角形は、3つの辺と6つの頂点から成ります。三角形はデフォルトのメッシュ要素タイプで、時間領域差分法FDTD)、有限要素法FEM)、および回折均一理論UTD)を除くすべてのソルバー手法で使用されます。
四面体
四面体は、4つの三角形フェイス、6つの辺、および4つのコーナー頂点から成ります。四面体要素は、ボリューム等価原理VEP)と有限要素法FEM)のソルバー手法で使用されます。
ボクセル
ボクセルは、3次元空間内のグリッド上の立方体です。ボクセルは、FDTDソルバー手法と組み合わせて使用されるメッシュ要素タイプです。


Figure 1. ボクセルのサイズを示すボクセルメッシュグリッドライン付きのモデル。