3D曲線: 概要
概要
Fluxで計算したさまざまな量を、他の2つのパラメータの関数としてグラフィック表示できます。このような表示は3D curveについて可能です。
3D曲線には次の3種類があります:
- «spatial»曲線
- «transient»曲線または«parametric»曲線
- «spatial»曲線と«parametric/transient»曲線が混在した曲線
3D曲線のタイプ
3D曲線のタイプを下の表に示します。
タイプ | 内容 |
---|---|
3D曲線 (2Dグリッド) |
2Dグリッド上での位置の関数とした1つまたは複数の空間量のグラフィック表現 |
3D曲線 (2つのI/Oパラメータ) |
2つの変数パラメータ(2つのI/Oパラメータ)の関数とした1つまたは複数の空間量または全体量の グラフィック表現 |
3D曲線 (経路とI/Oパラメータ) |
経路上の位置と進行パラメータ(I/Oパラメータ)の関数とした1つまたは複数の空間量のグラフィック表現 |
操作
一般的なプロセスは次の各段階で構成されています。
段階 | 説明 |
---|---|
1 |
ユーザーが次の要素を定義して3D曲線を作成します:
|
2 |
ソフトウェアによって次の処理で3D曲線が作成されます:
データの保存 |
3 |
ユーザーは次の操作ができます:
… |
曲線の操作に関する留意事項
作成した3D曲線は、2D曲線同様、シナリオのステップによって変化することがなくなります。
したがって、作成済みの曲線に影響することなく、ステップを変更できます。
2D曲線同様、3D曲線にも、曲線の作成情報を集中表示するcontext of creationタブが曲線管理ゾーンにあります。
制約事項
次のような制約事項があります:
- 2D曲線に表示される量のうち、3D曲線には表示されない量があります(平均値、RMS値、最小値、最大値など)。
- 2D曲線同様、名前とコメントを除き、3D曲線は変更できません。
- 微分と積分は計算できません。