カスタム結果出力の作成

カスタム結果出力により、MotionSolveの結果をPOST_SUBで表わされたユーザー定義のサブルーチンに直接渡すことができます。

MotionSolveは、MotionSolve Result APIを使ってカスタムフォーマットで結果を生成するPOST_SUBを、成功した積分タイムステップごとにコールします。下の図に示すとおり、ユーザーは、MotionSolve MRFファイル(ここではHyperGraphに表示されています)に渡される同じデータにPOST_SUB経由でアクセスできます。


図 1. POST_SUBアクセスのためのHyperGraphパネル
  1. MotionSolve XML入力ファイルに<Post_UserAPI/>要素を追加します。


    図 2. <Post_UserAPI/> 要素
  2. POST_SUBを記述します:


    図 3. POST_SUB内のコード
  3. POST_SUB内からアクセス関数をコールし、選択されたエンティティタイプの状態を得ることが可能です。
    これらのアクセス関数は:
    • c_get_post_states
    • c_getnumid
    • c_getidlist

      (下図参照)有効なエンティティタイプは、PART、POINT_MASS、FLEX_BODYおよびREQUESTです。



    図 4. OST_SUBの3つのアクセス関数
    下の図は、POST_SUBでアクセスされたXMLフォーマットのカスタム出力の例です:


    図 5. XMLフォーマットで書き出された結果