/DT/INTER/Keyword3/Iflag

Engineキーワード インターフェース時間ステップコントロール

フォーマット

/DT/INTER/Keyword3/IflagIflag

Δ T sca Δ T min

/DT/INTER/AMS/1を使用する場合、次の行を挿入

Tol_AMS

定義

フィールド 内容 SI単位の例
Keyword3 時間ステップ制御タイプ。1:
CST
デフォルトの一定時間ステップ法/DT/INTER/CST2を使用。
CST1
取り付けセカンダリ節点の節点質量は、一定時間ステップ Δ T min を保つために増加されます。
CST2 (デフォルト)
取り付けセカンダリ節点の節点質量は、一定時間ステップ Δ T min を保つために増加されます。改良定式化。
DEL
衝撃セカンダリ節点は、一定時間ステップ Δ T min が保持され得るよう、接触インターフェースから削除されます。
STOP
時間ステップが Δ T min に到達すると、実行が停止して、リスタートファイルが書き込まれます。
AMS
一定時間ステップ Δ T min を保つために、アドバンストマススケーリングが取り付けセカンダリ節点に使用されます。

Keyword3が指定されていない、すなわち/DT/INTERの場合、 Δ T min は使用されず、TYPE7接触のみに Δ T sca が使用されます。

 
Iflag 付加(オプション)カードの数Keyword3=AMSの場合にのみ使用されます。
0または空白
Δ T sca Δ T min のみが読み出されます。
= 1
追加のカードTol_AMSが読み出されます。
 
Δ T sca インターフェースの限界時間ステップのスケールファクター。

デフォルト = 0.9

 
Δ T min 最小時間ステップ  
Tol_AMS AMS収束のトレランス - /DT/INTER/AMS/1にのみ使用されます。

デフォルト = 10-3

 

コメント

  1. すべてのKeyword3オプションで時間ステップコントロールは、シミュレーションの時間ステップを制御する節点の時間ステップが右記より小さい場合にアクティブ化されます;

    Δ T min Δ T s c a

  2. Keyword3のオプションはすべて、TYPE7、TYPE10、TYPE11、TYPE19インターフェースにのみ適用されます。
  3. Keyword3 = STOPもTYPE21インターフェースに適用されます。
  4. /DT/INTER/CST/DT/INTER/AMSは共に、/DT/INTER/DELまたは/DT/INTER/STOPと同時に使用できます。
  5. /DT/INTER/Keyword3/DT/NODAまたは/DT/NODA/CSTと組み合わせることが可能です。
  6. Keyword3=AMSの場合
    • 高度マススケーリングは全体質量を変更しないため、関連節点の全体運動量が維持されます。したがって、/DT/INTER/AMS/DT/INTER/CST/DT/INTER/CST1および/DT/INTER/CST2と比べてより精確です。
    • /DT/INTER/AMSは、境界条件、強制速度、強制変位、強制加速度、タイドインターフェース(/INTER/TYPE2)、剛体、固定剛体壁、剛結、および円筒ジョイントといった運動条件と適合性があります。
    • /DT/INTER/AMSは動的緩和(/DAMP)およびレイリー減衰(/DAMP)と適合性があります。
    • /DT/INTER/AMS は、作用するパートがリベット(/RIVET)またはLagrange乗数(/MPC/GJOINTなど)を含む場合、機能しません。このような場合は、Radioss Engineによってエラーが出力されます。
    • AMSを適用した節点に結合された剛体は、センサーを使用せずに/RBODY/ONおよび/RBODY/OFFを使用して、Radioss Engineを実行している際にアクティブ / 非アクティブにすることができます。
    • /DT/INTER/AMSは、必ずモデル全体に適用されます。ただし、AMS(/DT/AMS)の要素時間ステップをパートグループに使用すると同時に、/DT/INTER/AMSを使用することができます: /DT/INTER/AMSは、その後、そのパートグループに属さない節点に適用されます。
      例:
      • /DT/AMS/1
      • Δ T sca Δ T min
      • Tol_AMS
      • /DT/INTER/AMS
      • Δ T sca Δ T min
    • アドバンストマススケーリングの要素時間ステップは、Radioss Starter入力デックの/AMSで宣言したパートグループに適用されますが、/DT/INTER/AMSはこのパートグループに属していない節点に適用されます。