2022

2022

/INIBEAM/FULL

ブロックフォーマットのキーワードビーム要素の初期状態を記述します。以下のカードで定義されるすべての値は、計算の開始時に適用されます。

フォーマット

(1)	(2)	(3)	(4)	(5)	(6)	(7)	(8)	(9)	(10)
/INIBEAM/FULL/`unit_ID`
`beam_ID`	`nb_integr`	`prop_type`
`EI`_memb		`EI`_bend
`F`₁		`F`₂		`F`₃
`M`₁		`M`₂		`M`₃

nb_integr = 0 （prop_type = 3）の場合：

(1)	(2)	(3)	(4)	(5)	(6)	(7)	(8)	(9)	(10)
						$ε_{p}$

各積分点について、nb_integr > 0 （prop_type = 18）の場合：

(1)	(2)	(3)	(4)	(5)	(6)	(7)	(8)	(9)	(10)
$σ_{1}$		$σ_{12}$		$σ_{13}$		$ε_{p}$

定義

フィールド	内容	SI 単位の例
`unit_ID`	単位の識別子（オプション）（整数、最大10桁）
`beam_ID`	要素識別子（整数）
`nb_integr`	断面を通過する積分点の数 1 この要素のプロパティ定義に対応します。（整数）
`prop_type`	ビームプロパティセット 2 （整数）
`EImemb`	全体膜エネルギー（実数）	$[J]$
`EIbend`	全体曲げエネルギー（実数）	$[J]$
`F`₁	ビーム要素のX方向の垂直力（実数）	$[N]$
`F`₂	1つ目のビーム要素のせん断力（XY）（実数）	$[N]$
`F`₃	2つ目のビーム要素のせん断力（XZ）（実数）	$[N]$
`M`₁	ビーム要素のX方向モーメント（実数）	$[N \cdot m]$
`M`₂	ビーム要素のY方向モーメント（実数）	$[N \cdot m]$
`M`₃	ビーム要素のZ方向モーメント（実数）	$[N \cdot m]$
$σ_{1}$	ビームの垂直応力（実数）	$[Pa]$
$σ_{12}$	1つ目のせん断応力（実数）	$[Pa]$
$σ_{13}$	2つ目のせん断応力（実数）	$[Pa]$
$ε_{p}$	塑性ひずみ（実数）

コメント

nb_integrは、ビームプロパティで指定された積分点の数と一致する必要があります。
nb_integr > 0（積分ビーム – TYPE18）の場合、積分点ごとにオプションの継続行を繰り返します。