/SENSOR/ENERGY
ブロックフォーマットのキーワード エネルギーに従ってオブジェクトをアクティブ化または非アクティブ化するために使用されるセンサーを記述します。
フォーマット
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/SENSOR/ENERGY/sens_ID/unit_ID | |||||||||
sens_title | |||||||||
Tdelay | |||||||||
part_ID | subset_ID | ||||||||
IEmin | IEmax | KEmin | KEmax | Tmin | |||||
IEtol | IEtime | KEtol | KEtime |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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sens_ID | センサーの識別子 (整数、最大10桁) |
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unit_ID | 単位の識別子(オプション) (整数、最大10桁) |
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sens_title | センサータイトル。 (文字、最大100文字) |
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Tdelay | 時間遅延。 (実数) |
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part_ID | /SENSOR/ENERGYについてモニターされたパートの識別子 (整数) |
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subset_ID | /SENSOR/ENERGYについてモニターされるサブセットの識別子(part_IDが定義されていない場合に使用されます)。 part_IDとsubset_IDが定義されていない場合は、全体の内部エネルギーと運動エネルギーが使用されます。 (整数) |
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IEmin | 最小パートまたはサブセット内部エネルギー デフォルト = 0(実数) |
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IEmax | 最大パートまたはサブセット内部エネルギー デフォルト = 1E+30(実数) |
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KEmin | 最小パートまたはサブセット運動エネルギー デフォルト = 0(実数) |
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KEmax | 最大パートまたはサブセット運動エネルギー デフォルト = 1E+30(実数) |
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Tmin | 基準に達してアクティブになる前の最小継続時間。 5 (実数) |
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IEtol | 一定内部エネルギー定義のトレランス。 デフォルト = 0.05(実数) |
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IEtime | 一定内部エネルギーに達したときのアクティブ化の最小継続時間。 デフォルト = 1E+30(実数) |
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KEtol | 一定運動エネルギー定義のトレランス。 デフォルト = 0.05(実数) |
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KEtime | 一定運動エネルギーに達したときのアクティブ化の最小継続時間。 デフォルト = 1E+30(実数) |
コメント
- センサーを使用して、エアバッグ、強制力、圧力、強制速度をアクティブにすることができます。
- センサーを使用して、/ACTIVによってこれらの要素をアクティブ化または非アクティブ化できます。
- センサーを使用して、Engineキーワード/ANIM/LSENSORまたは/H3D/LSENSORにより、特定の条件でアニメーションやh3dフレームを生成できます。
- センサーを使用して、Engineキーワード/STOP/LSENSORにより、特定の条件でシミュレーションを終了できます。
- センサータイプENERGYの場合:センサーは、定義されたパートまたはサブセットについて内部エネルギーまたは運動エネルギーが基準を満たすとアクティブ化されます。
- 時間 > Tminにおいて、内部エネルギー < IEminまたは内部エネルギー > IEmax
- 時間 > Tminにおいて、運動エネルギー < KEminまたは運動エネルギー > KEmaxTmin
- 内部エネルギーは、IEtimeの間一定であり、トレランスはIEtol
- 運動エネルギーは、KEtimeの間一定であり、トレランスはKEtol
- IEtolは、標準偏差を平均値で割った値として定義されます(どちらも、IEtimeでの指数平均に基づきます)。
- KEtolは、標準偏差を平均値で割った値として定義されます(どちらも、KEtimeでの指数平均に基づきます)。