/TH/NODE

ブロックフォーマットのキーワード 節点の時刻歴を記述します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
/TH/NODE/thgroup_ID
thgroup_name
var_ID1 var_ID2 var_ID3 var_ID4 var_ID5 var_ID6 var_ID7 var_ID8 var_ID9 var_ID10
node_ID skew_IDまたはframe_ID node_name      

定義

フィールド 内容 SI単位の例
thgroup_ID THグループの識別子

(整数、最大10桁)

 
thgroup_name THグループ名

(文字、最大100文字)

 
var_ID1, ...n TH向けに保存される変数(下の表をご参照ください)

(文字、最大8文字)

 
node_ID 節点識別子

(整数)

 
skew_IDまたはframe_ID 時刻歴プロット用のスキューシステムまたは参照フレーム 3 4

デフォルトは全体システム(整数)

 
node_name 時刻歴に表示する節点の名前

(文字、最大80文字)

 

TH出力キーワードと変数

キーワード 保存されるオブジェクト 変数
NODE Nodes DX, DY, DZ, VX, VY, VZ, AX, AY, AZ

VRX, VRY, VRZ, ARX, ARY, ARZ, X, Y, Z, TEMP

REACX, REACY, REACZ, REACXX, REACYY, REACZZ

DRX, DRY, DRZ, DX_iii, DY_iii, DZ_iii

可能な変数 - パート 2

キーワード 変数グループ 保存されるTH変数
NODE DEF

D

V

A

VR

AR

XYZ

DX, DY, DZ, VX, VY, VZ

DX, DY, DZ

VX, VY, VZ

AX, AY, AZ

VRX, VRY, VRZ

ARX, ARY, ARZ

X, Y, Z

節点の出力

  • XX 座標値
  • YY座標値
  • ZZ座標値
  • DXX変位
  • DYY変位
  • DZZ変位
  • VX: X速度
  • VY: Y速度
  • VZ: Z速度
  • AXX加速度
  • AYY加速度
  • AZZ加速度
  • VRXX回転速度
  • VRYY回転速度
  • VRZZ回転速度
  • ARXX回転加速度
  • ARYY回転加速度
  • ARZZ回転加速度
  • REACX: 節点上のX反力
  • REACY: 節点上のY反力
  • REACZ: 節点上のZ反力
  • REACXX: 節点上のXX反作用モーメント
  • REACYY: 節点上のYY反作用モーメント
  • REACZZ: 節点上のZZ反作用モーメント
  • TEMP:節点温度
  • DRXX回転
  • DRYY回転
  • DRZZ回転
  • DX_iii: X方向における層間iii相対変位
  • DY_iii: Y方向における層間iii相対変位
  • DZ_iii: Z方向における層間iii相対変位

コメント

  1. 同じ/TH/NODEグループ内に同じ節点を複数含めることはできません。このような場合、Radioss Starterからエラーメッセージが出力されます。同じ節点を複数出力するには、複数のスキューシステムで複数の/TH/NODEグループを使用します。
  2. 使用可能な名前は上の2つの表に示されています。

    最初の表にはTH変数が示されています。TH変数が要求されると、この変数が書き込まれます。

    2番目の表にはその他の変数グループが示されています。変数グループが要求されると、関連するすべてのTH変数がただちに書き込まれます。

  3. スキューシステムを指定すると、全体座標系に対する節点の座標、変位、線速度と角速度、および線加速度と角加速度がスキューシステムに投影されます。
  4. 参照フレームを指定すると、フレームに対する節点の局所座標、相対変位、相対線速度と相対角速度、および相対線加速度と相対角加速度が出力されます。
  5. 反力 REACXREACYREACZと反力モーメントREACXXREACYYREACZZは強制速度、変位、加速度と、境界条件が作用している節点で出力されます。
  6. DRXDRYDRZ出力は、回転自由度のある節点に対してのみ使用できます(シェル要素に属している節点など)。回転はラジアンで出力され、実際の節点位置を通る対応する全体軸周りの節点の回転を表します。剛体のセカンダリ節点の場合、出力は、実際のメイン節点位置を通る対応する全体軸周りのメイン節点の回転を表します。
  7. DX_iiiDY_iii、およびDZ_iiiは、plyxfem定式化でのみ使用可能です。