/TH/SPHCEL

ブロックフォーマットのキーワード 時刻歴に出力するSPHセルを記述します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
/TH/SPHCEL/th_group_ID
th_group_title
var_ID1 var_ID2 var_ID3 var_ID4 var_ID5 var_ID6 var_ID7 var_ID8 var_ID9 var_ID10
1行につき粒子1つを記述します。任意の数の粒子を入力できます。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
sphcel_ID   sphcel_name      

定義

フィールド 内容 SI 単位の例
th_group_ID 時刻歴グループの識別子

(整数、最大10桁)

 
th_group_title 時刻歴グループのタイトル

(文字、最大100文字)

 
var_ID1, ..n TH向けに保存される変数(下の表をご参照ください)

(文字、最大8文字)

 
sphcel_ID 粒子の識別子

(整数)

 
sphcel_name 時刻歴に表示される粒子の名前

(文字、最大100文字)

(整数)

 

コメント

  1. 変数名は左詰めで記述する必要があります。
  2. 使用可能な名前は上の2つの表に示されています。

    最初の表にはTH変数が示されています。TH変数が要求されると、この変数が書き込まれます。

    2番目の表にはその他の変数が示されています。変数グループが要求されると、関連するすべてのTH変数がただちに書き込まれます。

  3. 変数名がALLの場合は、このオブジェクトに対してすべてのTH変数が保存されます。
    変数
    OFF, SX, SY, SZ, SXY, SYZ, SXZ, IE, DENS, WFVIS, VOL, PLAS, TEMP, PLSR, VPLAおよびDIAMETER
    変数 保存されるTH変数
    DEF OFF, SX, SY, SZ, SXY, SYZ, SXZ, IE, DENS, PLAS, TEMP
  4. オプション/TH/BRICにも同じ変数を使用できます。ただし、変数QVISは使用できません。また、変数WFVIS(人工粘性力の仕事量)とDIAMETER(粒子の直径)が追加されます。
  5. 以下の変数はすべての材料則で使用できます:
    変数
    内容
    OFF
    要素フラグ
    SX, SY, SZ, SXY, SYZ, SXZ
    全体座標系の応力
    IE
    初期体積あたりの固有内部エネルギー
    DENS
    密度
    VOL
    粒子の初期体積
    WFVIS
    人工粘性力の仕事量
    DIAMETER
    粒子の直径(スムージング長)
  6. 以下の変数は、ここに示されている材料則でのみ使用できます:
    変数 内容 材料則の番号
    TEMP 温度 4、6、11、33、38
    PLAS 相当塑性ひずみ 2、3、4、22、23、33、38
    PLSR 塑性ひずみ速度 4、33、38
    VPLA 相当体積塑性ひずみ 10