Clips

Clipsコンポーネントは、クリッププロパティを定義するために使用します。

指定した距離が、クリップで囲むリーフの高さパラメータに適合している必要があります。要件に基づいて任意の数のクリップを追加できます。

Clip Properties

以下は、クリッププロパティで使用するオプションについての説明です。

C-Clipタイプに使用するオプションについて以下で説明します。


図 1. Clipsコンポーネント - クリッププロパティ(C-Clipタイプ)
Type
クリップのタイプを定義します。
Height
クリップの高さを定義します。クリップで囲むリーフの底面から上面までの距離とほぼ同じ値です。
注: 2つのクリップの高さが異なる場合は、2つの異なるサブブロックを定義する必要があります。
Width
クリップの幅を定義します。
End Gap
上部の向かい合ったエッジ間のギャップを定義します。グラフィックスの視覚化で必要な値です。
Depth
スプリングのx軸に沿った長さパラメータを定義します。
Contact Property
接触プロパティコンポーネントで定義した接触プロパティのラベルを定義します。
Pin-Clipタイプに使用するオプションについて以下で説明します。


図 2. Clipsコンポーネント - クリッププロパティ(Pin-Clipタイプ)
Type
クリップのタイプを定義します。
Height
底面からピン位置までの高さを定義します。底面からピンの中心までの距離とほぼ同じ値です。
注: 2つのクリップの高さが異なる場合は、2つの異なるサブブロックを定義する必要があります。
Width
ピンの幅を定義します。
Pin-Diameter
グラフィック可視化のためのピン直径を定義します。
Depth
スプリングのx軸に沿った長さパラメータを定義します。ピンの直径より大きくする必要があります。
Contact Property
接触プロパティコンポーネントで定義した接触プロパティのラベルを定義します。

リーフプロパティファイル(*lpf)のRebound_Clipブロック

リーフプロパティファイルのRebound_Clipブロックには以下のサブブロックがあります。
Pin_Clipサブブロック
リーフプロパティファイルのPin_Clipサブブロックで、TiemOrbitファイル形式で入力する必要のある属性、タイプ、および有効値の詳細を次の表に示します。以下の表では、属性に関する必須要件の詳細も示しています。
Pin_ClipサブブロックがTiemOrbitファイル形式で表されている例を以下に示します。
$---------------------------------------------------REBOUND_CLIP
[REBOUND_CLIP]
(CLIP_1)
CLIPTYPE = 'PIN_CLIP'
CONTACTPROPERTIES = 'METAL_PLASTIC'
DEPTH = 3.75
HEIGHT = 24.0
PINDIAMETER = 3.75
WIDTH = 66.0
(CLIP_TABLE)
{CLIPNO		CLIPLABEL	     DIRECTION	  DISTANCE}
  1      		CLIP_1      	FRONT      	450
ブロック名 = ‘Rebound_Clip’(必須)
サブブロック名 = 'clipLabel'(必須)
属性 タイプ 有効値 必須
contactProperties 文字列 入力する文字列は、接触プロパティブロックのサブブロックとして存在している必要があります。 はい
clipType 文字列 PIN_CLIP はい
Depth 実数 - はい
Width 実数 - はい
pinDiameter 実数 - はい
Height 実数 - はい
C_Clipサブブロック
CクリップサブブロックがTiemOrbitファイル形式で表されている例を以下に示します。
(CLIP_1)
CONTACTPROPERTIES = METAL_PLASTIC
CLIPTYPE = C_CLIP
DEPTH = 32
WIDTH = 80
ENDGAP = 20
HEIGHT = 143
ブロック名 = ‘Rebound_Clip’(必須)
サブブロック名 = 'clipLabel'(必須)
属性 タイプ 有効値 必須
contactProperties 文字列 入力する文字列は、接触プロパティブロックのサブブロックとして存在している必要があります。 はい
clipType 文字列 C_CLIP はい
Depth 実数 - はい
Width 実数 - はい
endGap 実数 - はい
Height 実数 - はい