Shackle
シャックルコンポーネントを使用して、シャックルの取り付け先であるリーフアイを基準としてシャックルの方向を定義します。どちらのアイフックでも“Slider”を選択していない場合にのみ、このコンポーネントが必要です。
Shackle Properties
次のセクションでは、シャックルプロパティで使用するオプションについて説明します。- Location
- シャックル位置(RearまたはFront)を定義します。
- Type
- シャックルのタイプ(CompressionまたはTension)を定義します。
- Mass
- シャックルの質量を定義します。
- Thickness
- シャックルの厚みを定義します。
- Length (Lss)
- シャックルの長さを定義します。
- Shackle center offset
- シャックルの中心からアイフックの中心までのオフセット距離を、プロパティファイルで使用している単位で定義します。
- Inertia Ixx
- シャックルのX軸方向を中心とした2次慣性モーメントを定義します。
- Inertia Iyy
- シャックルのY軸方向を中心とした2次慣性モーメントを定義します。
- Inertia Izz
- シャックルのZ軸方向を中心とした2次慣性モーメントを定義します。
- Mounting Length (LCC)
- シャックルの中心から、遠い方の端にあるアイの中心までの距離を定義します。
- Bushing
- ブッシュのオプションを選択することにより、新しいShackle Bushingオプションが表示されます。Shackle Bushingドロップダウンメニューには、ブッシュコンポーネントに追加されたすべてのブッシュが一覧表示されます。
LCC = アイからシャックルまでの長さ。
LEE = マスターリーフのアイ間距離。
リーフプロパティファイル(*lpf)のシャックルプロパティ
リーフプロパティファイルのShackle Propertiesブロックには、TiemOrbitファイル形式で入力する必要のある属性、タイプ、および有効値が記述されています。以下の表では、属性に関する必須要件の詳細も示しています。以下の表では、属性に関する必須要件の詳細も示しています。$-----------------------------------------SHACKLE
[SHACKLE]
SHACKLELOCATION = ‘REAR’
SHACKLETYPE = ‘COMPRESSION’
SHACKLEMASS = 1
SHACKLETHICKNESS = 15
SHACKLEINERTIAIXX = 500
SHACKLEINERTIAIYY = 500
SHACKLEINERTIAIZZ = 500
SHACKLELENGTH = 105
SHACKCENTEROFFSET = 20
EYETOSHACKLELENGTH = 1418
- ブロック名 = ‘Shackle’(必須)
-
属性 タイプ 有効値 必須 shackleLocation 文字列 ‘REAR’、 FRONT
はい shackleType 文字列 ‘COMPRESSION’、 ‘TENSION’
オプション shackleMass 実数 - はい shackleThickness 実数 - はい shackleInertiaIXX 実数 - はい shackleInertiaIYY 実数 - はい shackleInertiaIZZ 実数 - はい shackleLength 実数 - はい shackleCenterOffset 実数 - オプション eyeToShackleLength 実数 - オプション