Test

Test Propertiesセクションでオプションを定義するには、Testコンポーネントが必要です。



図 1. Leaf Builderでのテスト要素

Inputs

Test Type
テストプロセスを実行するテストのタイプを定義します。2つのタイプ“Spring and Shackle”と“Spring only (SAE j510)”があります。
Testing Directory
.mdl.xml.pltなどのすべてのテストファイルの生成先とするフォルダ位置を定義します。
File Label
必要なテストファイルのラベルを入力するために使用します。

Spring and Shackle - Force/Motion Inputs

Actuator
たわみオプションで選択した試験装置のタイプに応じて、フォースまたはモーション適用にすることができます。
Offset force/displacement
荷重サイクルを開始する前にフォース / 変位の初期値を設定するために使用します。オフセットは、モデルの初期荷重または位置を基準とします。
Jounce force/displacement
ジャウンスの変位初期の力を基準とした力または変位の増分を入力します。アクチュエータが力に基づいている場合は、オフセット力とジャウンス力の合計が、スプリングに適用する最大の力になります。同様に、アクチュエータがモーションに基づいている場合は、オフセット変位とジャウンス変位の合計が、スプリングに適用する最大変位になります。
Rebound force/displacement
リバウンドのオフセット力またはオフセット変位を基準とした力または変位の減分を入力します(入力する値は正数です)。アクチュエータが力に基づいている場合は、オフセット力とリバウンド力との差が、スプリングに適用する最小の力になります。たとえば、初期力が1000Nでリバウンド力が1000Nの場合、テストで最小の力は0(自由位置)です。アクチュエータがモーションに基づいている場合は、オフセット変位とリバウンド変位との差が、スプリングの最小変位になります。

Spring-only(SAE J510)- Motion Inputs

Curb
システムを縁石位置にプッシュするための変位。
Design
システムを設計位置にプッシュするための変位。
Metal-Metal
システムを最大たわみ位置にプッシュするための変位。

Simulation Settings

Print Interval
.pltファイルの出力間隔を設定するために使用します。
Step Size
ソルバーのステップサイズを設定するために使用します。
Simulation Type
シミュレーションの種類を、Quasi-staticまたはTransientから選択します。
End Time
フォース対たわみのサイクル時間を定義します。
Build Leaf
Run Test RigボタンをクリックしたときにMDLを構築するかどうかを定義するタグ。
Run Test Rig
クリックすると、リーフスプリングに対するテストイベントが実行されます。

リーフプロパティファイル(*lpf)のテストブロック

$----------------------------TEST_RIG
[TEST_RIG]
(TEST_1)
BUILDLEAF = 'FALSE'
CURB = 0.0
DESIGN = 0.0
DIRECTORY = 'C:\USERS\DESKTOP'
ENDTIME = 10.0
FORCEJOUNCE = 0.0
FORCEOFFSET = 0.0
FORCEREBOUND = 0.0
METALTOMETAL = 0.0
MOTIONJOUNCE = 0.0
MOTIONOFFSET = 0.0
MOTIONREBOUND = 0.0
OPTION = 'MOTION'
OUTPUTFILELABEL = 'TEST_'
PRINTINTERVAL = 0.01
RUNNO = 1.0
SIMULATIONTYPE = 'QUASI-STATIC'
STEPSIZE = 0.001
TESTTYPE = 'SPRING AND SHACKLE'
ブロック名 = Test_Rig'(必須)
サブブロック名 = 'TEST_1'(必須)
属性 タイプ 有効値 必須
BUILDLEAF - ‘TRUE’、

‘FALSE’

 
CURB 実数    
FORCEJOUNCE 実数    
FORCEOFFSET 実数    
FORCEREBOUND 実数    
METALTOMETAL 実数    
MOTIONJOUNCE 実数    
MOTIONOFFSET 実数    
MOTIONREBOUND 実数    
ENDTIME 実数    
PRINTINTERVAL 実数    
STEPSIZE 実数    
DIRECTORY 文字列    
OPTION   ‘MOTION’、

‘FORCE’

 
OUPUTFILELABEL 文字列    
RUNNO 整数    
SIMULATIONTYPE   ‘QUASI-STATIC’、

‘TRANSIENT’

 
TESTTYPE   ‘SPRING AND SHACKLE’、

'SPRING ONLY (SAE j510)'